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緊急事態

 どうも、眠たいです。明日テストです。どうすればいいんでしょう。迷っから、とりあえず小説書いてみました。前ぶりからして、見切り発車なので、更新は期待しないで待っていてください。あるかもです。

 

 ―西暦2356年―


 科学は異様なまでに進化していた。


 ―西暦2056年― 人類の月移住計画に成功、人類の三割が月へ行く。

 ―西暦2128年― 中東アジアの完全的な、化石、石油資源の枯渇。

 ―西暦2129年― 第三次世界大戦の勃発。

 ―西暦2196年― 日本で、世界初の核融合のエネルギー化に成功。人類は半永久的なエネルギーを手に入れる。

 ―西暦2258年― 火星(マーズ)移住計画の成功、地球の人類人口は30億人以下になる。

 ―西暦2298年― IQチップの開発に成功。人類の平均IQが、500以上になる。

 ―西暦2332年― TOYOTs社とパナソニ社によって、次元干渉装置の開発、製品化に成功。宇宙の隅から隅まで、ゼロタイムで行けるようになる。

 ―西暦2348年― ケプラー452bやGliese 832c等の、地球の類似惑星の開拓に成功。同時に、人類が知る一番硬い物質の10の50乗倍硬い鉱石の発見。

 ―西暦2354年― 素粒子レベルまで分解して記憶し、0、00002秒でありとあらゆる物質の構築ができるようになる。


 そして時は、西暦2356年のある男の物語である。


 日本―東京―23区のどこか。


「最近の、脳電磁テレビつまんねぇーな。」

 そこには、脳内でテレビを再生し観賞している、朱鷺 翔平(とき しょうへい)がいた。

「久しぶりに、ケプラーに旅行しに行くか。」

 ジャージ姿で和室に寝転んでいた翔平が起き上がり、腕輪型万能(フルオーダー)オプション、通称『メイド』。語源は言わずと知れた、14世紀から何故か22世紀まで、流行った専属の従者らしい。で、次元展開してケプラーに飛び立とうとしていた翔平に、メールが入った。

「ん?なになに。ああ、能力テストか。」

 全宇宙模試の結果が帰ってきたのだ。

「どれどれ」

_____________

宇宙国語:99.98点

数学:100.00点

理科、生物分野:100.00点

理科、科学分野:100.00点

宇宙社会:98.43点

技術:100.00点

全能力値:100.00点


合計:69841点

平均:99.7728571点

IQ指数:629


クラス:A 宇宙順位:1位

_____________


「まあ、こんなもんか。」

 宇宙で一番をとっておきながらこの反応である。2位が見たら絶対に憤激するであろう。

「じゃ、いくか」

 っと、次の瞬間異変が起こった。

「ビィーーーー。緊急事態発生。緊急レベル5。警告します。生命の危機です。シェルターへ避難ください。」

『メイド』がいきなり緊急作動(スクランブル)をしたのだ。

「はぁ!?何が起こってんだ?」

「緊急レベル5。次元の裂け目がずれて、全く違う次元に飛ばされます。空間のある次元に行ける可能性。0.00359パーセント。約0パーセントです。」

「マジで死ぬじゃん!!」

 いくら、電磁バリアや保護フィールドを展開しようとも空間がなければ無意味だ。

「とりあえず、逃げ・・・え?ちょ待っ待っま!!」


 そしてそのまま、次元の隙間に翔平は吸い込まれていった。




 今、俺はどこにいる?上手く思考できている。ということは、空間があって生きているということか。

あ、なんか、光見えてきた。

 ―ピピィー。生命の危機。緊急レベル2。宇宙空間です、気をつけてください。対冷凍バリア、耐熱バリア、生体バリア、対光バリアを展開。―

 宇宙空間か、まぁ妥当だな。空間のある世界に次元に、行けただけ幸運と見るべきか。

 ―30万光年先に、地球環境に似た惑星を発見。ジャンプしますか? はい・いいえ―

 ジャンプとは、次元転移する場合に使用される用語である、もちろん、はいを押す。

 ―では、ジャンプします。あ、ずれた。―

 あっれー、なんか聞こえたんだけど、気のせいかな?っていうか、敬語以外使えたんだな。


 ずれたって言ってたけど、大気はある、空気ある、地面は・・・無い。無い?

 ―はい、上空に3430mずれてしまいました。もう一回、ジャンプしますか? はい・いいえ-

 はっはっははい!!!! 

 -エネルギーがたりまりません。生体バリアをします。-

 え?ええええ!? オーチーるー!!!

 襲いかかる浮遊感に目を閉じる。 

 

 ドンッ!!


「ふぅ、何とかなったな。」

 パラパラと落下の衝撃で、空へ舞った小石が落ちてくるが、全てバリアではじかれてく。

「さて、そろそろ、粉塵も晴れてきた頃だし、クレーターから出るか。」

 よっこいしょ。


「レェーユー、ソベル?」


 あれ?


「レェーユー?」


 誰?まさか、空間があって、地球に似た環境の惑星があって、更に特有の言語を持った人類がいるだと。

 運良いと言うレベルじゃない。それは置いておいて、言ってるかわからん。とりあえず、『メイド』言語理解機能を使って翻訳する。

「ホントに大丈夫ですか?どこかから落ちてきたみたいですけど・・・」

 さっすが、一瞬で理解できる言語に直してくれた。元々これは、宇宙に言語を有する地球外生命体がいた場合のときに開発されたらしいが、宇宙人も結局発見できなくて、ただのアプリとして製品化された物だ。

「大丈夫。大丈夫。生きてる。」

「それなら、良かったです。」

 とりあえず、元の次元に戻る方法を見つけなくては。

「あの~、良かったら。ですけど、家に寄っていきます?ケガとかしていたら危ないですし。」

 どうするか?とりあえず、お言葉に甘えさせてもらおうかな。ケガとか絶対してないけど。この子結構な美少女だし。断る理由もない。

「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらって良いですか?」

「はい。」

 そして、二人並んで道を歩く。とりあえず、名前でも聞いておこうかな。

「ヨミです。」

「あれ、俺、今、声に出てた?」

「!!!いいえ!その・・・何でもありません。」

 そう言ってヨミは顔をうつむかせる。

「・・・。」

 気まずいな、なにか話題でも。

「でも、すごいですね。こんなにたくさん草を見たのは、はじめてだ。」

「え?そっ・・・どんな劣悪な環境で生きてきたんですか!?」

「え?だって・・・」

 そうか、この世界の文明レベルを、自分の世界の文明を一緒にしてはいけない。

「ああ、間違えました。木です、木。自分は何もない平地で暮らしていたので、初めての一人旅なんですよ。」

 咄嗟に、ぎりぎり嘘でないようなことを言う、平地で暮らしてきたのは大体あってる。

「そうなんですか。っあ!見えてきました。あれが私の住んでる村です。」

「ほ、ほう。木造なんて、なんと効率が・・・あ、なんでもないです。」

 村に入り、少し道を進むと。

「ここが私の家です。どうぞ、遠慮なくお入りください。」

「では、失礼して。」

「もうすぐ、晩のご飯の用意をしないといけませんので。」

 なるほど、この文明レベルだと、外から栄養を摂取しないといけないのか。

「あ、自分の分はいらないんで。」

 と進言する。だって、素粒子さえあれば、生きていけるからな。

「だめですよ。ちゃんと、食べないと。栄養はしっかり取らないと。」

 これは何言っても、聞いてくれなさそうだな。とりあえず、食べるふりだけでもするか。



 なんだこれは!!これが美味しいと言う感覚か!?生まれて初めてだが、食事をするがこれほどだったとは。

「どうですか?さっき取ってきた。山菜等を使ってるんですよ?」

「美味しいです。初めてです、こんなに美味しいものを食べたのは。」

 会話に違和感ないよな?

「フフ、そう言っていただけると、嬉しいです。そうです、今日は泊まっていきませんか?私、親がいなくて、一人暮らしなんで、今日一日とは言わず、一週間でも、一年でもいいんですよ?」

「一年はさすがに・・・では、その言葉にも、甘やかせてもらいますね。」

「もっと、甘えてもいいんですよ?」

「では、その時はその時で。そうでした、自己紹介がまだでしたね。朱鷺 翔平(とき しょうへい)といいます。」

「じゃあ、翔平さん。よろしくお願いしますね。寝るときは、廊下へ出て、一番奥の部屋にどうぞ。」

「じゃあ、ちょっと、今日は眠たいので、お先に眠らさせていただきますね。」

「明日からは、その敬語、直しておいてくださいね。自分のこれは・・・癖のようなものなので。では、おやすみなさい。」

 この世界にも、”おやすみなさい”という習慣はあるのか。

「おやすみなさい。」

 そして、翔平は、置いてあったベットに、身をあずけた。

 どうでしたか?ヨミは、自分の中ではすっごい美少女です。その内、挿絵書きたいです。

 ここから、設定の話ですので、嫌いな方や、究極にお腹が痛い人以外読んでみてください。

 小説に出てくる、第三次世界大戦の引き金は言わずと知れた、あの大国です。事の発端は、世界的エネルギー資源枯渇と、尖閣諸島問題ですけどね。初めは、日本と某大国が、小競り合いをしていただけなんですけど、日本がそれを総会へと提出して、世界各国が入り混じり、ややこしくなったんですよ。そういう設定です。つい語ってしまいました。こういう設定は、語りたくなりますね。

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