ペルセウス座流星群
お早う御座います!!
この度小説「流れ星を追いかけて」を投稿させていただきました。
よろしくおねがいします!!
ほぼ見切り発車の為可笑しな点、不可解な点が御座いましたら遠慮なく行って下さい!
ストックとかは、基本ないのでゆっくり気まま投稿になると思います。
勿論漢字などの表記ミスがありましたら伝えてくれと嬉しいです。
20××年8月14日、幾多もの軌跡が世界に降り注いだ。
20××年8月14日、日本と呼ばれていた場所では、それをペルセウス座流星群だと発表した。それを見に海外からわざわざ日本にやって来た人もいた。大概は、登山客であったらしい。
14日から16日にかけてが見頃であると。
20××年8月14日/富士山頂上
星降る夜に。
その言葉がこのためにあるのだといっても過言ではないだろう。極寒の山頂にて幾多の人が幾多もの流れ星をその目に焼き付けようと目を見開いた。
時刻は、既に0時をまわっている。普通、いや、世界中どこを探してもこんな極寒の中、2日も滞在するような酔狂な者達は、居ないだろう。このような真夜中の山頂、それも宵闇を切り裂く光の装飾を己が満たされるまで見続ける事が出来るのは。
ピィィイイイィィィィィィ~~~~~
笛の音がなる......不思議とその音色が幻想的な景色と相まって、さらにその艶かしさを研ぎ澄ましていった。
音源を探すとすぐにその正体は、明らかになる。
妹が自分の代わりにと持たせてくれた笛のストラップの音だ。何て言ったかな......まぁ、笛だ。
心地好い風に釣られて、乾いてきたその目を閉じると瞼の裏に鮮明に妹の顔が浮かんでは消えていく。
野良猫を拾い頬に傷を付けながら破顔する妹。
映画を見てもらい泣きしている妹。
頬を赤く染めながらはにかむ妹。
月夜を見上げながら謎の流し目を送ってくる妹.....
病床に伏す、妹。
頭を振りその考えを頭から離す。今は、目の前の落ち行く星々に願いを託そうと視線を上げる。
一際目を惹いた光の軌跡。それが誰かの流す涙に見えたのは、きっと気のせいではないだろう。
この度重なり流れ行く光の奔流を前に只、涙を流す者もいるであろう。と胸の内に沸き立つ不安から目をそらす。
時が流れ、雲間から日の光が差す頃には、その事も忘れていた。
夜明け
パチパチパチッ
七輪の中で爆ぜる火の音が若者達の笑い声の中響く。
「でさぁ、篠崎がさー」
金髪の一際背の高い若者が快活に舌を動かし辺りを笑顔で包み込む。
「ちょ、ちょっと待てよ九重!!」
話の流れに身を任せ、あろうことか自分の黒歴史の暴露を懸命に止めようと篠崎と呼ばれた少年が声を荒げる。
「はぁ?良いだろ、ここまで言っちゃったんだから」
さも当たり前ですとでも言いたげ篠崎を見る三橋。
「そうだぞぉ?ここまで言ったら最後まで、じゃないと気になって寝れないよーってことでね!三橋もそうおもうよね!!」
「ふぇ?!」
元気よさげに外跳ねショートの髪を揺らす少女が三橋妹に問いかけると、自分に来ると思っても見なかったようで調子外れの声音を漏らす。
少し遅れたが人物紹介とする。
今まさに調子外れの声音を漏らしたのは、「三橋 鏡花」。
身長159㎝なのだがサバ読んで160だと言っている。黒髪なのだが赤っぽいのも混ざっていて遠くからだと茶髪に見える。
そして黒歴史の暴露を懸命に止めているのは、「篠崎 歩」。
身長167㎝本人曰くなおも成長中......らしい。黒髪黒目眼鏡の優男
金髪なのが「九重 真司」。
身長178㎝こいつは、事実今も成長中。お分かりだが金髪でワイルド系イケメン。
最後にお調子者そうな言動を繰り出した外ハネショートは、「神崎 結愛乃」。
身長165㎝隠れ巨乳のボンッキュッボンッだ。茶髪に外ハネショートで、うるさ......ではなく元気な少女である。
「うん......聞きたい、かな」
三橋が黒歴史を聞きたいと表明した事により3対1となり、事細かに語られた。
その日優男の悲鳴町中に響き渡った。
翌朝七輪のために使用された三橋家に「うるさい!!」と苦情が来たのは、言わずもがなである。
有難うございました!
どうでしたか?今回は、主な登場人物とフラグを何個かたてさせていただきました。
次回からは、1ページ5000文字ぐらいにして投稿しようと思います。
次回もよろしくお願いします。
さぁ!最後に皆で!!せーの!!
なまむぎなまもめなまたまご!!