少女とご老人
小さな小さな女の子
町の中を駆け巡る
その腕にクリスマスにある誕生日の招待状を抱えながら
大きな大きなご老人
中央の広場で腰掛ける
頭を抱え悩みながら
小さな小さな女の子
招待状を配り終わる
そして喉を潤すために寄った広場で大きな老人に会った
大きな大きなご老人
ため息をついた後立ち上がろうとする
その時に小さな少女と目が合った
小さな小さな女の子
何に悩んでるのとご老人に問いかける
相談に乗ると彼に言う
大きな大きなご老人
なんでも無いよと答えるも
少女のまなざしに負け理由を語る
小さな小さな女の子
仕事が出来ないと悲しむご老人に理由を問う
何か力になれるかもしれないからと
大きな大きなご老人
にっこり笑顔で有難うという
だけども力になれないよと少女に言う
小さな小さな女の子
今日は特別だから何でも出来ると
ご老人に胸を張る
大きな大きなご老人
少女を見て微笑む
そして静かに語る
小さな小さな女の子
理由を聞いて思案顔
如何するべきかと悩み始める
大きな大きなご老人
彼は語るその理由
少女に無理だと言い聞かせるために
小さな小さな女の子
理由の一つが小人だと聞く
彼らが仕事に来ないとご老人は言う
大きな大きなご老人
二つ目の理由がトナカイだと言った
彼らが森から出てこないのだと
小さな小さな女の子
最後の理由が吹雪だと聞く
それらの問題は簡単に解けるという
大きな大きなご老人
目を見開き驚いている
そして少女に説き方を乞う
小さな小さな女の子
任せろと胸を叩く
そしてご老人に待つように言い、駆ける
小さな小さな女の子
荒野へと行き小人の長を見つける
なぜご老人の下へ行かぬと訊ねる
小さい小さい小人の長
畏縮しながら少女へ答える
氷の女王の娘の誕生日の準備があるから行けぬと言う
小さな小さな女の子
女王の娘は豪華な行事は要らぬという
ただただ皆で集まるだけでいいと少女は言う
小さい小さい小人の長
ならばと妥協策を出す
ご老人の仕事を手伝う合間女王の娘のための贈り物を作ると
小さな小さな女の子
それで充分だと彼らに言う
ご老人の下に向かう彼らを見送り森へと行く
小さな小さな女の子
トナカイ達を見つけに森の中に行く
しかし一匹も見当たらない
小さな小さな女の子
困ったなとつぶやいた
そのつぶやきを聞きつけて森の主が現れた
大きな大きな森の主
角が立派な大トナカイ
小さき少女を見つけては何用かと聞いた
小さな小さな女の子
あれこれこうと答えました
そしてトナカイは何処に居るのと聞きました
大きな大きな森の主
トナカイらはご老人の下にいけぬという
何故なら彼らは女王の娘のためにパレードを行うからと
小さな小さな女の子
トナカイ全員が参加するパレードはやりすぎだという
だから少なくしてくれと頼む
大きな大きな森の主
彼女がそう言うならと
トナカイ達へ命令を送る
小さな小さな女の子
有難うと主へ言い森を出る
そして次に向かうのは、氷の城
小さな小さな女の子
氷のお城の中を行く
王座の前で立ち止まり女王と対談する
偉大な偉大な女王様
小さな少女を見つめてる
その凍て付く瞳に移るのは一体どんな感情か
小さな小さな女の子
吹雪を弱らせてくれと女王に頼む
ご老人が仕事を出来ぬからと
偉大な偉大な女王様
暫しの沈黙の後王座から立ち上がり
それは出来ぬと言いました
小さな小さな女の子
女王の凍て付く視線などなんのその
理由を女王に問いかける
偉大な偉大な女王様
彼女は語るその理由
激しき吹雪は喜びの証であると
小さな小さな女の子
如何しましょうと悩みます
その時彼女の後ろの扉が開く音がした
大きな大きなご老人
氷の兵に連れられ中に入る
そして女王へと礼をした後彼女の許可を待つ
偉大な偉大な女王様
ご老人に発言の許可を与える
何故この場に来たのかとご老人に問いかける
大きな大きなご老人
女王様に語る
広場で出会った少女の話を
偉大な偉大な女王様
ご老人の言の葉に耳を貸す
そして時折小さな少女に目を向ける
大きな大きなご老人
ありがとうの言葉を少女に向けて締めくくる
そして吹雪は止めなくて良いという
小さな小さな女の子
目を見開いて驚く
そしてご老人に何故と問う
大きな大きなご老人
ほっほっほっと笑いながら
これ以上のことは贅沢だと少女に言う
小さな小さな女の子
疑問符飛ばし思案顔
だけども解らなかったのか女王様を仰ぎ見る
偉大な偉大な女王様
少女の視線受け止めて
ご老人に向き直る
偉大な偉大な女王様
一つ提案をする
それを聞いたご老人にっこりと微笑んだ
小さな小さな女の子
満面の笑顔で二人を見る
そして小さな胸を大きく張ってご老人のほうを向く
大きな大きなご老人
くすりと笑う
助けてくれたその少女への御礼を考えながら
大きな大きなご老人
もう行かなくてはと二人に言う
そして少女に小さな約束を一つ交わしていきました
小さな小さな女の子
約束の意味を考える
だけども解らないから女王様に意味をきく
偉大な偉大な女王様
冬場の太陽のような笑顔で彼女を抱き上げる
そして少女の頭を優しくなでる
小さな小さな女の子
段々とまぶたが重くなる
大きな大きな冒険を終えて女王様の腕の中で眠る
偉大な偉大な女王様
重みが増した体を見る
あどけない顔で眠る少女を見た後窓へと視線を向ける
大きな大きなご老人
集まったトナカイ達の準備を済ませ
そりにと乗って空へと駆ける
大きな大きなご老人
空を飛ぶトナカイが引くそりの上
女王の加護で吹雪が彼をさけるさまを見ながら満足げに微笑む
大きな大きなご老人
小さな小さな少女を想い工場へと戻る
仕事の本番まで間に合いそうだと安直する
小さな小さな女の子
大きな大きなご老人の夢を見る
クリスマスに果たされる約束を思いながら
小さな小さな二人の約束
それはクリスマスの夜間飛行
ご老人を助けた少女へのプレゼント
大きな大きな恩返し
無意識下の恩返し
毎年プレゼントをくれる人へのもの
小さな小さな女の子
それを知らずに幸せそうに眠る
世界で一番温かい母の腕の中で...
ΚΑΛΑ(カラー) ΧΡΙΣΤΟΥΓΕΝΝΑ(クリストウーゲナ)!!
最後にはギリシャ語で
メリークリスマス
という意味です!
如何でしたでしょうか?
感想お待ちしております(ペコリ)




