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最強陰陽師とAIある式神の異世界無双 〜人工知能ちゃんと謳歌する第二の人生〜  作者: 出雲大吉
第7章

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第261話 AIちゃん<大ムカデちゃん<タマちゃん<大蜘蛛ちゃん<蜂さん<カラスちゃん<狛ちゃん

先週は予約投稿をミスし、水曜ではなく、日曜に投稿してしまいました。

大変申し訳ございません。


 そのまま待っていると、リアーヌが戻ってきた。


「お待たせしました」

「ご苦労さん。じゃあ、行くか」


 護符を投げ、巨大な蜂が出てくる。

 最近は小さい普通の蜂だったが、これが本当の姿である。


「おー、やっぱり大きいな」


 リアーヌは忌避もせずに蜂さんに触れる。

 前はびびっていたが、さすがにいつも一緒にいるから慣れたんだろう。

 それにやはり小さい方が良いのかもしれない。

 あの大蜘蛛ちゃんにしても小さかったらリリーが可愛がっていた。

 やはり皆からまったく好かれていない大ムカデちゃんも小さくするべきかもしれない。


「マスター、多分、大ムカデちゃんは小さくしても無理だと思います」

「そうか……性格か?」

「大蜘蛛ちゃんはまだ甘いものが好きという乙女で可愛らしいところがありますが、大ムカデちゃんはちょっと……」


 好きなのは肉だもんな……

 しかも、捕食。


「残念だな。行くか……」


 首を横に振り、リアーヌを抱えた。


「何の話です?」


 大人しく抱えられたリアーヌが聞いてくる。


「ウチの式神で一番好かれていないのは大ムカデちゃんって話だ」

「あー……あー…………はい」


 リアーヌは必死に言葉を選ぼうとしたが、頷いた。

 多分、皆がこうだろう。


「仕方がないな」


 俺達は蜂さんに乗り込んだ。

 すると、蜂さんが浮き上がり、数十メートルのところでホバリングする。


「蜂さん、あっちです」


 AIちゃんが右の方を指差すと、蜂さんがそっちに向かって飛んでいく。

 やはり結構なスピードだし、風が気持ちいい。


「やはりこの移動方法が楽で良いな」

「ええ。馬車よりも速いですし、疲れません。何よりもどこぞのドラゴンに乗った時と違って暖かいです」


 それは季節や地域によるがな。

 まあ、高度にもよるんだろうけど。


「また温泉にでも皆を連れていってやってくれ」

「そうですね。セリアは冬ですから寒いですし、温泉が気持ちいいです。ユ、ユ、ユウマ様も…………あ、鹿がいます」


 いるな。


「そうだな」

『まーだ恥ずかしいんですかね?』


 口に出さなかったことは評価してやる。


『奥ゆかしい子なんだよ』


 そういう子だ。


「あの、ユウマ様は小さい子がお好きなんですか?」


 ん? さっきのフィオレのことかな?


「特にそういったことはない」

「全部好きですもんね。俗に言う欠点を見ない人です。あ、女性だけです」


 レイラのことは欠点しか見てないぞ。


「そ、そうですか……あの、お屋敷を建てるということでしたが、私も出しましょうか? 一応、貴族ですし、王都のギルドマスターという役職にも就いてます」


 リアーヌはかなりの金を持っているだろうな。


「気にしなくていいぞ。それは自分で使うと良い。こういうのは皆で協力して金を貯めるもんだ」

「そういうものですかね?」

「迷宮で頑張っただろ? リアーヌだって転移で活躍してくれた。こうやって皆で頑張って目標に向かっていくのは結束が強まるし、達成感は素晴らしいものだ。それが家族になるってことだし、家族とはそういうものだ」


 一族は自分のために、自分は一族のために。

 1人1人がこう考えて前に進むわけだな。

 どっかの誰かさんはあれだったけど。


「家族ですか……私の前世は家族がいませんでしたので不思議な気持ちですね」

「楽しいぞ?」

「それはわかります。ユウマ様が家族を多く欲しがっている気持ちも重々承知しております」

『ただの女好きですよー……』


 子ギツネ、うるさい。

 子供も好きだわ。


「俺達なら十分に稼げる。焦ることもないし、楽しみながらやっていこうじゃないか」

「わかりました。そうしましょう」


 俺達はその後も空の旅を楽しみながら進んでいき、昼になったので昼食を食べるために一度、家に戻った。

 そして、皆で昼食を食べる。


「順調に進んでる?」


 正面にいるナタリアが聞いてくる。


「ああ。余裕をもって着くだろう」

「となると、王都は明後日?」

「そうなるかな……」


 まあ、着いた時間で考えるか。


「ユウマ、ユウマ、空の旅はどう?」


 今度はリリーが聞いてくる。


「楽しいぞ。気温もちょうどいいし、眺めも良い」

「へー……いいなー」


 リリーは木の上に住んでいたエルフだから高いところが好きなんだな。


 リリーの笑顔を見て、俺とAIちゃんがコタツの上で砂糖水を飲んでいる小っちゃい蜂さんを見る。

 すると、蜂さんが飛び、バツの字を描いた。


「3人は無理って言ってますね」

「お前が残れよ」

「そうしますか……それならできますよね?」


 AIちゃんの言葉に蜂さんが丸の字を描く。


「リリー、午後から行こうか」

「やった! 蜂さんありがとうね」


 リリーがお礼を言って、トマトをあげた。


「食べるかな……?」


 ナタリアが首を傾げる。


「いらないって言ってます。ミツバチなんで砂糖水か蜜しか食べないって言ってます」


 お前、肉食スズメバチだろ。

 可愛い子ぶるなよ。

 あ、大ムカデちゃんの評判を知ってか……


「そっかー。じゃあ、今度買ってきてあげるね!」


 リリーは本当に良い子だなー。


「わーいって言ってます。快適な空の旅を提供してみせましょう、だそうです」

「ありがとー」


 大ムカデちゃんにもこれくらいの性格の良さがあれば……


お読み頂き、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
蜂さんだけ『ちゃん』じゃないのか 女王蜂ちゃんでもいるのかな…
人気は流石にAIちゃんがオオムカデちゃん以下はないだろうから性格の良さランキングかな まぁオオムカデちゃんは自分に正直で空気を読まないだけで悪意はないからね…
可愛い子ぶる蜂さんwww 大ムカデちゃんがちょっと可哀想な気がするけど 性格がアレだから、本人(本虫)は気にしてなさそう。
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