表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/7

散策とお店

翌日、街を散策し情報収集に伺うことにした。

朝起きて母に今日は街へ散歩に行きたい旨を伝えたが

「あの子(羊(仮))たちの餌やりと掃除とだけやっていって頂戴ー

あと夕飯前には戻ってくるのよ〜」

畜産は生き物を相手にするため休みなしと聞いたことがある。

ふと24時間、366日稼働の病院を思い出す。

みんなで勤務を繋ぎ休みなく働いていた。

命を担い休みがないという点で親近感を覚える。

家には祖父母と母と私しかいなかったため、子供だろうと手伝いをしなければいけなさそうだった。


昼前には作業が終わり街へ散策へ行く

郊外付近にある家から街を見下ろせる広場を通り港へ抜ける。

港付近にはレストラン、魚屋、八百屋、酒屋などさまざまな店が立ち並んでいる。

大いに賑わっておりここが街の中心であることがわかる。

積載船が停泊しており木箱で荷物を搬出している様子だった。

街と港に面している内海は山に囲まれており波がほとんどない様子だ。


港付近レンガ造の店の中に薄い木箱、紙箱が積み上がった店があった

看板がかかっていたが文字は読めない。未就学児っぽいしそこはしょうがないだろう。

なんとなく気にかかりドアをノックした。

「はーい、開いてるよー」

どこか聞き覚えのある声がした。

ドアを開けて先程の聞き覚えの理由がわかった。

「あ、アレク!今日はこっちに来たんだ!おはよう!」

パアッと花が咲くように出迎えてくれたのは昨日遊んでいたラノだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ