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暗転と始まり

初投稿です よろしくです

前から来た人とぶつかり、

「あ、ごめんなさい」と声を出す。

自分からぶつかったわけじゃないんだけど、なんとなく。

……

ん?

胸がすっごく痛いんだけどなにこれ?

自分の胸に手を当てると掌にべったりと血が拭き取れた。

え、まじ!?なんで!!

「ずっと声かけてたのに無視し続ける君が悪いんだよ…」

私が狼狽えてる間に目の前のひとは何か喋ってる。


頭に強い衝撃を受けた後、その後の記憶はない。


「あーーーー!いたああああい!うううーーー!」

目の前で小さな女の子が泣いてる。

明るい栗色のくりくりした眼から大粒の涙が溢れて地面に吸い込まれている。

陽の光に透き通る黒髪のサラサラストレートの頭をヨシヨシしながら、

「大丈夫ー?転んだのー?」と咄嗟に声をかけてしまった。

ずいぶん高い声だ。

次に自分の手がものすごく小さいことに気がつく。

なにこの手!ちっちゃ!可愛い〜

じゃなくていつの間にかさ私幼児になってる!名探偵かよ!

あと私この泣いてる子知らないんだけど…咄嗟に声もかけちゃったし…どーしよ


この子片腕と両膝擦りむいて血が出てるし、とりあえず洗って止血して親呼ぶか。

怪我人には慣れてる。

私の職業は看護師だから。


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