乙女ゲームの終了後、幼女は攻略対象の一人を「ととさま」と呼ぶ(仮)
ネタです。
乙女ゲームの全ルートを完璧に攻略した女主人公。女主人公はその達成感に浸りながら、自分へのご褒美として甘いものを買おうとコンビニへ向かっている最中にトラックに轢かれそうになっていた子供を庇って死んでしまう。
そして、気づくと知らない場所にいた。なぜか、小さくなっている体に着た覚えもない服。ここは、どこ?私は、誰?と考えていると、
「大丈夫か?」
と声をかけられる。
声をかけられた方を見ると、そこには前世の推しが立っていた。
女主人公は、推しがいることの混乱と前世での願望が合わさった結果、思わず彼を
「……ととさま」
と呼んでしまうのだった。
話が終わった後でも登場人物たちは生きていく。
これは、ゲームのヒロインによって攻略対象が攻略された後、その乙女ゲームを完璧に攻略した女子高生が幼女となり、攻略対象の一人を「ととさま」と呼んだり、他の登場人物たちに可愛がられ愛されたりする、そんな舞台裏の話。