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勉強を始めたきっかけ

挿絵(By みてみん)

by 家紋武範


尻切れトンボの多い、じだらく魔女シリーズに辛抱強く付き合ってくださっている皆さま、こんばんは。

(^_^;)


9月中は、なんとかチラホラと更新していた二つの小説が、10月に入りさっぱりと更新の音沙汰がないことに、首を捻られている方も多いのではないでしょうか。


申し訳ございません、すっかりと勉強に熱中してしまっていました。

<(_ _)>


勉強??

ラクーさんはお年寄りなのに?


そう疑問に思われる方が、ほとんどでしょうね。


けれど勉強というものは、強制されることがなくなると、途端に楽しくなるのです。

「知らないことを知る」というのは、心が浮き立ち、広々とした気持ちになれるんですよね。^^



ラクーはマイブームが始まると、のめり込んでしまいます。

生活のすべてが、このブームに乗っかってしまうので、一緒に生活している家族には迷惑な存在です。

なんせ魔女ですから、仕方がありませんね。エヘッ(^o^)>



最初のキッカケは、スワヒリ語でした。


拙作「星の子ども」を読まれた方は、もうご存知だと思いますが、ラクーの四番目の孫リノは「生まれる直前に酸素不足になって仮死状態」でこの世に生を受けました。

リノは脳に重い障害が残ることになったのです。

最初は落ち込みましたが、日が経つにつれリノとの生活にも慣れ、家族全員で思いのほか楽しく毎日を過ごせています。


その孫の所にリハビリに来てくれている先生が、アフリカのタンザニアに青年海外協力隊員として、仕事に行っていたんです。

この先生の影響で、ラクーはスワヒリ語の本を買ってしまいました。


★ 「スワヒリ語のしくみ」

   著 竹村景子  出版 白水社


この本を書いた竹村先生はたいした人です。

謎の言葉を、推理小説のように興味深く解説してしまえる人なのです。

こういう万人向けではない書籍は、専門的になりがちですが、この本はわかりやすくて寝転んで笑いながら読める読み物でした。


この本をざっと一回読み通し、二回目はノートにスワヒリ語の文を書き写しながら精読しました。


そうすると、英語の勉強方法が見えてきたのです。


外国語を学ぶという意味では同じなのですが、英語の方は学校の教科になっていたので、真面目に取り組み過ぎていたんでしょうね。

単語や熟語はなかなか覚えられないし、いやんなっちゃうとくさっていたのです。

念願のカナダにも旅行に行けたし、歳も取ってきたので、英語の勉強はもうほどほどにすればいいやと考えていました。


けれどいい勉強法を思いついたからには、試してみたくもなります。

どーしようかなぁと思っていたラクーの背中を押したのは、もう一つの勉強経験でした。


ラクーの最初の孫、小学校一年生のハシルンとの夏休みの勉強です。


ハシルンは、この夏、妹のポポと一緒に初めて子どもだけで「ばあばの家へ泊り」に来ました。

ハシルンの宿題を手伝っていた時に、ラクーは久しぶりに「夏休みの友」を見て、嬉しくなっちゃったのです。

懐かしい……三人の娘たちと共に手探りで家庭学習のし方を模索していた若き日の自分を思い出しました。


あの頃、娘の成長と共に自分の学力も伸びていくような気がしました。


これから孫と一緒に勉強していくと、今までの経験に上乗せしていくことになるから、天才になれるかもよ?!


そんなふうに悪魔が耳元でささやくのです。


確かに、20代の頃とは違い、今では塾の指導者として六年間過ごしてきたノウハウも持っています。

自分がどうやったら(つまず)くか、どうやったら伸びるか、よくわかっていました。



よし、本腰を入れて英語の勉強を再開するか! \(^o^)/


じだらく魔女が、英語の、いえ長期的に見て学校の勉強全般の再学習を決めた瞬間でした。

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