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異世界転移したけど女神も姫も出てこない  作者: かが みみる
本編
77/80

077.姫

 実践訓練を終了した僕たちには、魔法騎士団という新たな役職と騎士団宿舎が貸し与えられた。僕たちの当面の役割は魔法によるダンジョン内の魔物の掃討だ。


 そしていよいよ、全員でこの部屋を出て行く日を迎えた。



 「やっとこの日が来たな。」


 タクミが嬉しそうに呟いた。


 「油断しちゃ駄目。まだこれからよ。」


 アユミが戒めの言葉を紡ぐ。


 「みんな分かっているし、今日くらい固いこと言わなくていいし。」


 レイナが気だるげに言う。


 「早く外の空気が吸いたいよな。外で思いっきり走り回りたい!」


 マッサンが元気に話す。


 「勇者としての責務もあるんだ。妙な行動だけはしないでくれ。」


 モーちゃんが苦言を呈する。


 「僕たちはやっと最初の部屋を出られるところまできたけど、これは終わりではなく始まりだ。これから更に大変なことが待っていると思うけど、ここでの生活で僕たちの結束は高まった。みんなでならきっと乗り越えられるさ。」



 大扉が開き、迎えが現れた。

 とても美しい、女神もかくやという可憐なお姫様が僕たちに向かって挨拶をする。


 『勇者様方、お待たせいたしました。それではこれより皆様を案内させていただきます。』


 僕たちの異世界生活はやっとこれから始まろうとしている。


とりあえず女神も姫も出てきたのでこれで完結にします。

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