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世界が変わった日
僕は単純に、自分の生きている世界に飽きていた。
別に学校に通うの嫌いとか、自分の両親と関係が悪いとか、そういうことはなかった。
ただ、この時の僕はこのまま普通に生きていき死んでいくことに価値を見いだせなかった
でも、あの日はいつもとは違がった。
いつもは気にしない、すれ違った人の顔や服装、道端に落ちているゴミ、遠くから聞こえる喧嘩の声など
どうでもいいことが、膨大な情報量として脳に襲ってきた。
突然のことに、僕はその場でしゃがみこんだ。
次々流れ込んでくる情報に僕はいまだかつてない感覚を味わうことになった。
そんな中でも、あの時の映像は頭に焼き付いている。
風で長い髪がなびき、太陽によってその銀色の髪がより輝いて見え、こちらを見ている蒼い瞳の少女の
ことを。
そして、それと同時に僕は初めて恋をした・・・・・・
人は恋に落ちると世界の見え方が変わる。
初めて書いたものなので多少間違いなどはあると思いますが、そこは少し目をつぶってくれたらありがたいです。