◇34『イケメン捜索』唇と耳
どうもさんです。早速、描いていきましょう!
◎ 唇を作る
どういう色合いで描くか、最終的にどんな色になって欲しいかをイメージし、使えそうな色を頭に入れておくのでありますが、唇パレットを用意してみました。
並んでいる色が唇パレットです。ぷらす、描きながら新しい色も入れて描いていくのですが、一応、「これを使えばアレになるかも…」となんとな〜くな想像をして選んだ9色であります。
まず、9色の内――上から一番暗い色で上唇と下唇の唇を描く範囲を決めます。唇の周りはハッキリではなくだいたいで、真ん中上下分かれるところと下唇の下……顎の部分といいますか顎と唇の境目にこの時点で塗っておきます。
そして、薄い色から少しずつ少しずつ塗りますが、めっちゃ薄いです。重ねて塗って唇を作るので、半透明どころでなく透明寄りで塗ります。ペンは、最初から終わりまで全てエアブラシ台形60%です。
途中、不透明度を上げて濃くしたもので唇の皺を描き、塗っては眺め塗っては眺めを繰り返し、必要な色もどんどん唇パレットに入れて……
こうなりました。なかなか良いものが出来たと思います。
完成までに使った色は、全部で13色でした。
◎ 続きまして、耳を作る
しかし、イケメンの耳ってどんな耳よ?って話。耳のイケメンさなど考えたことがない。福耳かどうかは考えたことはありますけど……こういうときは調べるのが一番ですね。
耳の種類として、福耳かどうかもありますが大きく分けて二種類――前を向いているから、横を向いているか。イケメンということを思えば、「シュッとした感じ」が浮かぶので横のラインからぴょこんと出た前向きの耳ではなく、横向きがいいのではと思いました。前向きは、可愛い系かな。
目と鼻の下に補助線を引き、その間に横向きの耳を描くのでありますが、ここでまたも問題が……横を向いた耳はどういう風に見えるのか?
いつぞや観たサスペンスドラマの受け売りですが、耳も指紋のように一人一人違うらしいということ――色々とモデルさんの写真等を見ても自分の耳を見ても、家族の耳を見ても似ているけれど様々でありました。ま、要するにどういうことかと言うと「正解がない」。
なので、横向きの耳を前から見た場合、どこが明るく見えてどこが暗く見えるのか、いつもいつもだいたいのところで描いておりますが、だいたい3層?くらいになっている。
上の端、耳の真ん中縦線、顔と繋がるところ、この3層を明るく塗ってその間に暗い色を入れる。
色は、顔からスポイトで取ったものです。また、耳は意外と赤いので薄っすらとですが耳を縁取るように塗っておきます。ペンはGペンソフト。
以上、唇と耳でした。次回は、毛です。
続く...




