◇33 …こりゃあ嘴じゃないな
ふと……我に返るときがあります。なんのために私はせっせとやっているんだろうか――…と。今日は、どうぶつの森が発売されますね。わたくしも買います。予約しました、パッケージ派なので。
とまあ、そんなこんなで続きです。
嘴の中をくり抜いたので世界を描いていこうと思うのですが、どんな世界にしていくか……好きなもので作るために案を出し、そこから繋げて妄想して、妄想して、妄想していきます。
まず、葉っぱ案。
新しいレイヤーを敷き、思いつくものを下描き? ラフのラフ過ぎるものでメモります。
人魚案、そしたら珊瑚案とか。どうやら私は水中っぽくしたいようです。他人事みたいに書いてますが、「思うがまま思考」のときは他人事じゃないですかね? 思うがままに指の赴くままに我に返ったときは第三者の気分です。
いくつか案を出しましたら、ふわふわだった設定をかためます。ここで向かう進行方向を七割、八割決めてしまいます。決めておかないと後からキツくなってしまうため、出来ることならここらへんの時点で見切り発車だとしても妄想しまくります。
それで妄想しまくった結果――全部の案を取り入れることにしました。葉っぱは水草、人魚か魚、珊瑚をいくつか、こんな感じで思いついた順で描いていきます。
最初に奥から描いていきます。
3つのパーツにわけて描くのでレイヤーもそれぞれで用意します。
①〜③パーツを水草で埋め、何か隙間が気になるので今度はそれぞれの水草レイヤーの間に新しいレイヤーを挟み、ペンをエアブラシ三角に持ち替え、塗っていきます。ペンの選び方は、何となくなので特に深い理由はありません。何となく三角でやりたかった――これだけです。
……あまりわからない。変化を感じられないかもしれませんが、見やすくすると、
こんなんなってます。自己満足です。やってみたい、やってみようと思ったことは取り敢えずやってみる。やらないよりだったらやる、デジタルの良いところはそれが気軽に出来ることではないでしょうか。レイヤーをわけてしまえば、色んな思いつくことを試すことは出来るのですから、思いつく限りを尽くし、ときに削除し、ときに組み合わせる――ビバ☆デジタル!
ということで、さらに気になるところに手を加えていきます。仮に修正用レイヤーと呼びましょうか……それぞれの水草レイヤーの上に新しいレイヤーを乗せ、物足りないところに水草を足し、
緑パレットの中でも濃い色、黒に近い色を半透明ぐらいに薄めて水草の色がわかれたところをなぞります。
オレンジの線のように、色の境界線をややハッキリとさせ、また水草の線も辿るようになぞります。面倒くさい作業だと思われるかもしれませんが、意外と無心になれて楽しいです。それに無心になれなくとも集中力が鍛えられる。…と思う。
そんな集中力の筋トレで出来上がった水草がコレです。
まだ気になる箇所もありますけれど、人魚か魚、珊瑚を描きながら修正しようと思います。以上、次回ヘ続きます。
ちなみに水草は、Gペンソフトです。入りの太さはめちゃ細くです。そのペン先の細さが水草の先になるので、描く向きは一定で上から下へ……




