◇33 …嘴じゃないかもしれない
●嘴をくり抜く。
好きなようにくり抜くために、新しいレイヤーを敷くことにしました。嘴本体を消してくり抜いてもいいのですが、後々何があるのかわからないので本体には手を出さずに穴を描きます。
線画が描ければ最初から穴開きを描いて、色塗って――が出来るでしょうけれど、私は線画が描けません。アナログで描いてから取り込んで色塗りはアプリでってことも出来ますけれども、アナログで描けないんだからデジタルでやってんですよという感じ。
大丈夫! 線画が描けなくても絵は描ける!
線が描けないなら最初から塗ってりゃあいいんだよ――そんな気持ちでやり始めて今に至る。
色は背景と同じ色です。スポイトで取りますが、100%の濃さで塗っている場合は構わないですが、私の場合は薄くなっているので塗った色の下にある色の混じったものが取れてしまいます。気にしないよって方は私も気にせずやっておりますが、気になる方はお気をつけて下さい。
次に、くり抜いたはいいのですが、ただの穴だと面白くないので線を引きます。そのために補助線用のレイヤーを呼び出し、形やどうしたいのかなどを軽くでもいいので下描きをしておきます。
線は描けませんが、色付きペンと消しゴムで形を整えて線は作れます。もっと言えば、よく絵を描く基本?基礎で「綺麗な丸を描く」て作業を見かけますが、そんなもんペンを好きな太さにしてポンと押せば丸は出来ます。綺麗な丸を線で描けなくても、本当の丸なら画面をタッチするだけで出来る――何かを出来ないならどうすれば出来るかを考えりゃあいいんですよ。
「私って〇〇できないから〜」なんて、ただやらないだけの言い訳であってもっと言わせてもらうなら、「お前最初から描く気ねーだろ」な話であります。やらないやつはやらないんですよ。うん…ちょっとヒートアップしてしまいました。すみません…
レイヤーでそれぞれわけてあるので、3枚目の穴レイヤーを消したり塗ったりして作ります。
さらに、下描きをして線を加え、
背景を見えなくさせて形を整えます。
くり抜きなので、内部も描けばいいのでしょうが別の方法で「穴が空いてますよ」感を出そうと思います。その方が続く、●くり抜いた中に世界を描く――がやりやすいのではないでしょうか。
以上です。




