◆31『らぶりーグリちゃん』−完−
続きです。
グリちゃんを描いていくのですが、まずは❝全身灰色〜茶褐色で、ちょっとマダラっぽい❞甲殻を描いていきます。ペンは、Gペンのソフトで描こうと思ってたんですが、全部エアブラシで描いて最後の仕上げに細かいところをGペンでやることにしました。(今のところ)
では、甲殻ですね。
新しいレイヤーも敷きまして――脚とかが出る予定の甲殻の口と下地のレイヤーと模様の部分のレイヤーとの二枚重ねで作ります。
最初、色塗ったらちくわに見えてね…やたらおでんが喰いたくなりました。その空腹を耐えながら甲殻を作るのですが、本音をぶっちゃけると難しい。
何が難しいって口の部分。どういうふうに持っていったらいいんだろうな〜と描いては塗りつぶし、描いては塗りつぶしを繰り返し、作者さんの愛の語りを読み返し――…で、ふと思ったんですよ。
このグリちゃんとグリちゃんの飼い主さん?のコミュニケーションを取るというところ。
ポケットからよっこいしょと顔を出して、グリちゃんは訴えるわけです。そのとき穴はどこを向くのか?と。
見つめ合う、グリちゃんと麗筆さん……
ということで、私の真骨頂?を加えてみました。目の形です。これが一番、訴えかけるというのを表現するのに適しているんではないでしょうか。
あとは、身振り手振りで脚と触手とを足していく。❝イモガイ❞がメインでなく❝ヤドカリ❞に似ていることが大事なんだろうということで、イモガイのように甲殻に縦線があることでなくヤドカリのようにすっぽり穴に入るんであろうと……こんな感じになりました。
体?が出来たので脚を描いていきます。❝チキン質❞な脚ということなので、ヤドカリの脚を勉強します。曖昧な部分を埋めるためであります。こういうときに「ああ募集してよかったな」とありがたく思います。ありがとうございます。
脚は四本…四本と言っていいのかニ対と言えばいいのかわからんのですが、描きたいなと。その点については私の暴走した妄想だと思って下さい……
して、脚は何個のパーツで出来ているのか――!
ウィキでありますが調べたところ、「基節」「座節」「長節」「腕節」「前節」「指節」の6パーツでした。ついでに自分用に「爪」と覚えといて新しいレイヤーに下描きしていきます。
参考で見ていたのはアカツメサンゴヤドカリ。綺麗でした…が、爪は黒が強めの焦げ茶にしてみました。脚に毛とかボツボツっとしたのとか迷ったんですが、全体的つるっとしているのかなと思い、美脚でいきます。
そして、脚と一緒に触手も描いていきます。
腐肉を食べるということだったので、腐肉を掴んだ触手も描くことにしました。あとは、脚と触手とバランスを見ながら描いていき、テカリを加えます。
しかし、エアブラシで描いたので全体的にぼや〜としてしまったので、Gペンソフトで線を入れることにしました。
脚、体、ポケットのふちに……そうしていって、光の足りないところや背景の星、服の赤味を調整しまして――
◎天界音楽さん
◎『美少女魔本は旅がしたい!』よりグリちゃん
『ポケットからこんにちは』
副題として「別に餌はお前でもいいのですよ…」ともし喋ったとしてもこんな喋り方ではないでしょうが、ラストスパートはきっと言っているに違いないと妄想を爆走させて描いておりました。いや〜めっちゃ楽しかった!
ありがとうございました!
以上、イケニエ〜ズ終了です。
檸檬絵郎さん、天界音楽さん、ありがとうございました。大変有意義な創作時間でした〜悩ましく楽しく!勉強させていただきました。
本当にありがとうございましたm(_ _)m




