◇29『おたんこナッシング』↓続く↓
【1】12/6,7
タイトルを考えることは、描くことと同じく楽しい。で、長ったらしいタイトルはまあ…ほとんどつけることはない。
理由は、あんまり長いのが好きじゃない――てことが一番だけれど、スマフォで縦で読むと19,20文字ぐらいだとすんなり本文に入れるからですね。プレビューで確認してさ、長いとビミョーなところで改行されて正直「見苦しいなあ…」と考え直してつけるのであります。
だもんで、自分自身で書くのより厳しくはならないですが、長いと大事なタイトルでつるんと滑って読む気がなくなってしまうんです。
しかし、それじゃああまりに敬遠し過ぎじゃないか、と。ほんとは読んだら自分好みの物語だった――なんて作品も弾いてしまっているんじゃないかと、上から目線な言い方ではありますがスマフォを横にして見直してみるんです。
そいで、すんなりタイトルが読めたら読む、読めなかったら――「何も考えずタイトル付けました」感がなんとなくあったら読まない。
我が儘な読者であります。でも、そういうもんでしょ、好き嫌いって。戦略もあるかもしれないけど、長いタイトルをわざわざ付ける作者だって、「付けたかったから付けた」ぐらいなもんなのだろうし。読者も作者もお互い様で、持ちつ持たれつよね〜
さて、落書き街道、今回の道はこちら。
前回、描いた完成ものの一個前のを使ってやっていきます。下描きから……見えたもの、妄想出来たもの、それの候補を描き込んでいきます。
見た目はすごいことになってますが(汗)
一番目の候補は赤色です。真ん中の光を拝むような感じでこちらに背を向けた絵であります。
二番目の候補は紫色です。斜め左上を見る横顔であります。耳は人外、そのまま羽っぽいのもいいよな〜な。
三番目の候補は緑色です。これも羽を利用して腕を伸ばした感じ。顔は真ん中のソレです。
あとは、絵をぐるぐる回転させて見る角度、大きさをどうするか想像しながら、最終的に全部の下絵を合わせて描くものを決めます。
コレ!
縦にしました。黄色で描かれたものがこれから作っていく予定のものでありますが――予定は未定ってことで描き進めるうちにコロコロ変わっていくかもしれません。
以上、次回もここからまた〜
【2】12/9
本道の絵を描く前に、練習する。
落書き……しているうちに楽しくなって描いた雪だるま君を利用して、Gペンソフトで塗っていきます。落書きは手描きです。写真に撮ってお絵かきアプリの方に取り込んで――写真は容量がデカイってことを知る。みてみんに投稿出来なかったのでサイズを調整するもののギリギリだったので、今後写真を使うのはやめとこうと思った。
ま、それで何をするかという話ですが、本道の絵もGペンでやっていきたいと思っているんです。しかし、何か説明出来ない気持ちがあるといいますか……「ハッ!」とするような閃きが降りてこないもんかな、て。なので少々練習します。
雪だるま――『ゆきんこ王子さま』なんてどうですかね? 王子さまの色合いは、コレ。
ちなみに王子さまの下にいるのは、我が家の飼い猫ガリガリ君(仮)であります。王子のニオイを嗅ぎに来たようでその時の頭です。色を塗るかはまだ未定であります、取りあえず王子を。
かぼちゃパンツ――ではなく飴玉パンツ? こんな縞々な飴玉があったような…と思い浮かべながら、不透明度…いや透明度を上げてちょこちょこ重ね塗りしていきます。
最初に、線で描いたからかいつもよりも境界が気になりましたね。影を塗ったその色で縁取るかどうか悩みまして、縁もキッチリ色をつけていくことにしました。
次に帽子……いや冠……う〜ん夢見る草帽子(笑)を塗っていきます。中の宝石からやっていき、その周り、その周りな感じで
金っぽいのにしたいんですが苦手で…光らせたいし、アンティークっぽい色にしたいし、周囲の景色を取り込んで描いてみたいし――なんて出来ないのに欲張りな気持ちが先立ってなかなか上手いこといかないんですよね。案外、自分が想像しているよりもサラッと描けるんだろうな〜と思うことはあるのですが、難しく考え過ぎなんでしょうね。
なんとか塗れたら手袋を塗っていきます。
人間の手でなく、おそらく中身なしか木の枝で出来た手が入っているだろうと妄想して柔らかくなそうな感じに、
また帽子や手袋、ブーツについたフワフワをふわふわさせたい。モフモフっと。
同系色の色の明暗を重ねて作っていきます。
何を説明したいのか上手いこと伝えられないのですが、透明度を上げて重ね塗りしても結構厚く塗らないと背景の色でだいぶ雰囲気が変わります。
先に背景の色を決めてから塗りゃいいだけなんですけどね、黒っぽくないと色がわからなくて、それで始めちゃって爽やかな風を吹かせることが出来ずに黒で落ち着いてしまい、雰囲気がダークな絵ばかり描くことになってしまっている……
雰囲気を変えたいのかもしれません。
自分が何がしたいのか迷子でありますね。難しいものであります、納得しているものだと思っていたけれどただただ描けないだけ――これを乗り越えれば何か違って見えるのでしょうか。サッと塗ることに怯えているんですよ。だからちまちました塗り方になってしまうのかもしれません。もっと思い切って大胆に塗りたい。
以上、次回はもとの道へ戻ります。ここからまた始めます〜
【3】12/11
絵を描く練習をするとき、どうしてますか?
私は、動画サイトで制作過程を投稿しているもの――デジタル、アナログ、油絵、水彩、色鉛筆、ボールペンでもなんでも、ただただプロの方が語っているものや粘土、フィギュア、レジン、折り紙、レゴ、お菓子作りも見ます。ひたすらデコレーションとか、ひたすらアイシングとか。ネイルしてるだけとか、砂で絵を描いているとか、消しゴムアートとか、兎に角見ます。
また、好きな歌手のPVだったり、ダンス、写真集、フリー画像、ふと名前を思い出した画家の絵、懐かしい子供時代にやっていたゲーム――それの音楽を聴いたりしています。特に、ドラクエ、FF4、サガフロとか、ダクソとかね。…いやダクソは見てただけでした。バテン・カイトスの音楽も良いですね。他にも沢山良いものはありますね〜
練習というか、う〜ん、描く前のイメトレ? 描く意欲を湧かせる、描く前の儀式みたいな話になってますし、前回なんとく練習をやってますが、本番と練習が一緒になってしまっているせいかあまりに描く練習はしないので如何に盛り上げるかが私には重要であります。
そして、描く前に見たもの聴いたものの中でインスピレーションを得た――やる気を起こしてもらえたものから思い浮かんだ絵を描いている感じであります。それがときに鮮明に浮かび上がってきたり、ときにふわふわっとした感情的な何かだったり。
まあ、素人話なので何の役にも立たないことかもしれませんが(^_^;)
けどね、たまに迷うことがあります。みてみんもそうですが、投稿している別のイラストサイトでも、眺めていると人物像が多くてね…それに文句があるという話でなく「自分も人間描かなきゃ」「全体像描かなきゃけないんじゃないか」――なんて無意識に煽られているといいますか。
わかりやすく言いますと、「異世界設定作品をよく見かけるから異世界で書かないといけないのでは?」と思い込んでしまう、みたいな。悪化して非テンプレが〜テンプレが〜な愚痴エッセーがあがるのかなと思ったりしますけれど、売れたきゃ今の売れる作品とは何かを知っておかなければいけないし、そういうことじゃなくて自分の好きなものを書きたいっていうなら書いてりゃいい話なんですよね。
好きなものを書く――言葉の通りに自分を満足させるために書いているんだったら、人の評価がどうとか、読まれないからテンプレ叩くとか出来ないと思うんですが……好きなものを好きに書くって結構タフじゃないとやっていけないのかもしれません。
『まずは自分を信じ抜く』
これをずっと思い続けないと出来ないんかな、と。うん…好きなようにやっている一人として、今年も終わりに近付いて来た今日この頃、改めて思いました。はい。趣味だからこそね。
では、続きです。
最初に背景の色を決めちゃいます。「この色いいじゃん!」が思い浮かんだのでエアブラシでサラッと塗ります。ムラがある感じが好きなので、まんべんなく塗りません。あと、出来たら更に付け足していきたいことがあるので楽しみにとっておきます。好きなものは、最初にも最後にも食べたいのであります。
さて、背景の色が決まりましたら、中身を塗りながら消しながら作っていきます。
全体的に黄色っぽい感じ。あまり「この色は〇〇、何番」とか名前をしらなんのです。あるとしたら、黄色カテゴリのどこらへんか――です。
それと、透明度が高い? 色の濃さは薄く、背景の色と重なって出来た色をスポイトで取り込んで塗っていく感じであります。乗算とかなに算とかありますけど、いまだにわかっちゃいません。デジタルの機能をほぼ理解しておりませんが、描こうと思えば描ける――
ここで細かい部分を決めていきます。勿論、人外です。
右手には花、左手には矛のようなもの、両足、服のだいたいを。
そうして、少し時間を置いてから眺める。
右の襟部分を直そう。右腕は薄くなっている部分を入れて太くしよう。胸元にボタンがあるように見えるからボタンを描き足そう、矛は歪な感じのままでちょうど出ているところも花の萼っぽくしてみよう……などなど、やりたいことが自然と見えてくる。しかも、自分が描いたものからどんどん妄想が生まれてくる楽しさ――
そうだこの絵のタイトルは、
『おたんこナッシング―僕らは生まれている』
でも長いんで結局は『おたんこナッシング』ですけども(汗)想像ってやっぱり自分の内にいっぱい、まだまだ秘められてあるもんだなあと思います。
あなたの創作は、あなた自身の目に映っていますか?
以上、続きはまたここからです〜
【4】12/13,14
前回の終わりに気になる箇所を見つけていたので先にやってしまいます。
襟とボタン。
手を思いっ切りあげたとき、ピンと伸ばしているとき、そのときに襟ってどうなっているんだろうかと考え、奥の方までを色を伸ばしてみました。ボタンの方は少しでよかったので三つほど。
出来たら、スカートのひだを作りながら、模様を描いていきます。
描くときは、ほぼGペンのソフトです。すごく細かく小さいところはGペンのハードで描いていきます。消しゴムはエアブラシの三角か台形60%を使います。
模様はボツボツっとした……レースのようなレースでないような。まだ考え中であります。描いている最中に思い浮かんだものを入れていく感じです、いつものことであります。
次に服を整えましたら、顔を作っていきます。まずは、顔を作って――肌の色を決め、目の色を決め、睫毛また髪の毛の色を決める。
人間だったら白目のところはピンクな感じ。目の色は茶系で作りました。
……キモ♡
なかなかに良い面構えじゃないですかね。口はやりたいことが思い浮かんだので、それを目指すべく少々汚れた?ような感じにしました。
それで、睫毛なんですが、色が薄いもの――白とか金とかねその色にするとどうしてもわかりにくくなることがずっと気になっていたので、睫毛を書く前にグレーで下に色を入れることにしました。
あとは、目頭を描くのが好きなんで目の縁辺りをもう少しだけ手を加えたいところでありますが、
髪の毛をどうするか、なかなか…なかなか思い浮かばないので次回に描けたらいいなと思います。
タイトルが『おたんこナッシング』ですが、ここに来て路線?が違ったな、と。タイトルはいったん白紙にして出来上がりを見てから新たにつけようかな。
以上です。
活動報告でもエッセーでも喋りたいことを喋りまくったら、ここで話すことがなくなってしまいまして……ウザイ喋りがないのでを絵をじっくり見て――見つめ合ってもらえたら幸いであります。いい目つきが出来たと思いますので!
それでは、またここから〜
【5】12/16
こんばんは、始めます――が、その前にやりたいことをリストアップしとこうと思います。最近、忘れっぽくてしかたがないので、描きたいことは覚えておきたいのであります。
1,髪の毛
2,髪の毛を描くことによって生じる修正
3,牙
4,アンティークっぽい冠
5,冠の模様
6,編み上げロングブーツを履かせる
7,左手の矛←冠と同じ色合い
8,右手の花
9,手足の色塗り
10,背景
こんな感じであります。きっと描くごとにやりたいことが細々増えていくでしょうけれど、取りあえず大雑把に書き出すとこんなもんですかね。
こう……字に起こして眺めると、『トータル24時間』でやる方がいいのかなと思ってきますね。
意外とトータルではありますが、24時間同じ絵を描き続けるって楽しいですが「なんでやりたいことを自分は思うように出来ないんだろう…なのにまだ時間が有り余っている」――この精神状態が波のように繰り返し繰り返しやって来るんでキツイものもあります。
ま、いつも24時間以上かけて絵を描いている人もいるでしょうから、そういう方達から見ればすぐに完成させたがる私は鼻くそみたいなもんでしょうけども。
うん、でも、一つの絵を見続けるって大事だなと思います。
特に、「私…よく描けるようになったじゃない!」なんて誰にこくわけでもないですが、調子こき出した感が醸し出て来たかも…と自分に疑問を持ち出したときに良い薬になります。
「私…全然、下手くそじゃん!」
そんなこんなで続きです。
まず、リストにあります髪の毛を描きます。睫毛と同色で白ですね、
新しいレイヤーを本体と背景の間に入れまして後ろの髪を描きます。本体に描き込んでもいいんですが、時間をかけて丁寧に描きたいときはレイヤーを増やすに限る。――といっても途中で夢中になりすぎて間違ってしまうんですけれど、部位部位で分けるとやりやすいのかもしれません。
私は、今回は頭部と体、腕、足まで丸々一緒で、小物関係+髪の毛を別でいきます。その後で光やら影やらをどんどん新しいレイヤーに描くことになるんでしょう。
髪がだいたい描けましたら、リストの2番――髪の毛の色が背景に入って来たんでそこから本体の色を修正します。後ろ襟の色が薄かった部分、首の辺りとかね。
次に3番……の前に、ちょうど冠の形が思い浮かんだので先に描き込みます。
三角な形にしたいので、補助線を引いときまして簡単に、色の想像を膨らませておきます。その間に牙を描きます。
どういう人物かこれでバレバレっすけど、『新たに誕生した吸血鬼王』みたいな。生まれ変わった、力を手にして王?女王?となって戦うことよりも儚くか弱いモノに……な設定です(笑)
いい感じじゃないですか(*´∀`)
ジャンルは童話――やっぱダークファンタジーですかね。大好きなんで。だからって小説を書くまでには繋がらないんですが、口元をちょこっと汚しちゃったりなんかして〜あ〜楽しい♡
そして、4番のアンティークっぽい冠の続きと、5番まで行くかな…な。
先に縁を作ります。
色は土台になっているものから徐々に明るくさせていき、Gペンハードに持ち替えまして光を入れます。
ここまで描いても模様が浮かんでこなくて……なんとか出て来た案を一本描き込みます。描く要領は同じに、一本縁が出来上がればあとは何本加えていこうが光の部分さえ気にすれば楽々…でもないですが同じように描けると思います。
縁の縁――縁と中の差を出したいので、これもGペンハードを極細にして黒味が強い同系色で縁取っておきます。
中に宝石を散りばめたいのですが、盛り上がっているものを木とか茎とかに見立てて宝石を実のようなもの……花でもいいですが、花にしてしまうと右手に持ったか弱き花が印象薄くなってしまい本当にか弱くなってしまいそうなので、どうしたもんか迷い中であります。
何本か太いのを描いて幹っぽい感じにし、細いのを増やして枝にする――
考えがまとまらなかったので模様は保留にします。次回、リストの5番を飛んで6番目の編み上げロングブーツを描いていこうと思います。
ちなみに、今の段階での制作時間のトータルは3時間10分。24時間までにはまだまだ余裕たっぷりですが、出来れば今年の総まとめとして年は越したくないですね〜間に合うか間に合わないか…
以上、またここから!
【6】12/17,18
こんばんは。
こんなものを作ってみました〜忘れっぽい自分のためにわかりやすく、見やすくしたんですが、あとからチェックなんて入れなきゃ良かったと使い回しが出来ないことに気付きました……
ちなみに右の隅っこにいるのは私であります!
さて、冠を保留にしたので6番のブーツを描いていきます。
色は襟と同じです。画像の大きさを揃えたかったので紐が見にくくなってしまいましたが、紐は黒色でGペンハードで、あとの部分はソフトで描きました。
もう少しだけ紐の存在感があってもいいかもしれませんね……最後の背景を弄る前に調整しようと思います。
次に7番の右手の矛ですが、形を整えている最中に隣接している服の線が曖昧だったので周りの服の色をスポイトしてハッキリ表しておきます。
その他に、髪の毛も気になったので――
こうしておきました〜
続いて、リスト7番の左手の矛は9番の手足の塗りも入るので、まずは左手を塗り、服の袖等を整えてからどういう矛にするか下描きをしてから冠と同じ色を塗っていこうと思います。
矛の形は、三股の矛、三叉槍を考えていましたが、右手の花と対比…ではないかもしれませんが、対のようなモノにしようと――結果、骨になりました。
人体模型の画像を参考に、そのまんま描くのでなく、造りを勉強して、あとは自分の妄想を膨らませる。
腕の骨――橈骨と尺骨、人物が関節の前を握るのか関節の後ろを握るのか、手の骨は細かく書くか大雑把にまとめて書くか……そうしたらどことどこをまとめるか。
目指すは、人のようで人でないもの。自分自身が何をこの一枚に表したいのかを念頭に描きます。
絵を描くために妄想し、絵を描いてまた妄想する。
アナタの作品は、アナタ自身の妄想欲を満たしてくれるものでしょうか?
以上、色塗りは次回、またここからから〜
−❊イケニエ募集❊−
活動報告にて、
【あなたの作品、キャラ1名の絵を描かせてくれろ】
と叫んでおります。
興味のある方は是非どうぞ〜たぶん面倒くさい募集になってますんで、別に「描かせてやるぞ」という気持ちにならなくてもアナタならキャラに対して『何と愛を語る』でしょうか……




