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誰かへ送る創作日誌  作者: こさじ
❂ 落書き街道❂
29/65

◇28『煮沸レガシー』―完―


    【1】11/28


 タイトルは……自分の精神的なところからでありますから、誰かが見たとしても説明にならないもの――タイトルは作品の一番手で売り込んで来るものだと思っておりますが、そうならないとき、作者が読み手相手でなく自分宛に出してしまった応援歌…喝といいますか。

 そういうときに付けたタイトルって伝わりにくいですが、意味不明な破壊力があると思ってしまうのであります。


 時々、なろうでも、なろうでなくても「は?」って聞き返しちゃいたい衝動にかられるタイトルを見ませんか? まあ、どれにぶち当たるかは人それぞれによりますが、素通り出来ない不可思議な言葉の羅列。今のタイトルが誰の「通せんぼ」になるかはわからないし、なってはくれないかもしれませんが、自分自身でも「よく出て来たなこんなの…」という気持ちになってしまうものは、まだ自分の可能性を信じてしまいたくなるほどに楽しく響くのであります。


 ええ、只今、ため息ばっかりついているから、余計にそう感じるのかもしれません。


 「感性は……何処へ行ってしまったのか」


 そんな状態です。何を描いているんだろう…そういう気分で活動しております。


 感性ってなんですかね?


 そんなこんなでこんばんは。落書き街道、次の横道へ進んで行きます。そして恐らく、「何言ってんだろうコイツ」なことを言っていく回だろうと思われるのでお気をつけて行ってらっしゃいませ。


 挿絵(By みてみん)


 さて、見えたところに一番に感じた黒色で線にもなってない線を引きます。次に感じたままに色を塗ります。ペンはGペンソフトです。

 だいたい絵の半分くらいですかね、塗れたら次に感じたオレンジ色で惹かれる部分に色を描いていきます。その都度その都度、一筆置いていく度に強くなる想いのままにやっていきます。


 挿絵(By みてみん)


 何か最初から予定していた、ある程度決めてから塗るのではなく、気ままにやっているときにふと「あ、この色羨ましいなイイな」なんて思いませんか?

 自分の絵の中の話ですけど、ちょっと離れたところにある色に嫉妬する――といいますか、スポイトで吸い取りたくなるのであります。

 それをやっていくのです。

 ただただ、惹かれた色、場所、そこらに色を塗っていく。子供のときにはそれが当たり前だったはずなのですが、今は何かよくわからないことを気にしてしまう……


 ま、人の目って怖いものでありますね。


 気にしていないはずなのに「これは“当たり前”じゃないことなのでは?」と、誰に言われたわけでもないのに抑え込んでしまう。つまらないことであります。もし、言われたとしても、やはりつまらないことではないでしょうか。

 うーん、文章に、いや…なろうに?作法が出来てあるように、絵に作法があるのかどうか――引く線もないから何を言われることもなく暢気に絵を描いているんですけども、子供の頃の絵って最強だな〜と思うって話です。

 あの頃に……と思っても二度と描けない、真似出来ない、自由ってあーいうことだったんじゃないのかと眩し過ぎる思い出でありますね。そのときに、近付きたい――しかし、出来ない。


 では、今の自分の感性とは? 


 挿絵(By みてみん)

 

 次回、ここからまた。ここでお会いしましょう〜





    【2】12/04


 描けない!

 色々試したけれども、一切何も続きが描けなかった!


 ということで、この「描けない」というモヤモヤした気持ちを抱えたまま突き進んでみまして、なんとか別のものが描けました。やったね。全く『彩雲〜』と関係ないものか――というわけではなく、空繋がりで思い浮かんだものを捻り出した感じです。 

 ま、ありきたり……と言われてしまったら身も蓋もないんですが、それでも自分なりを求めて思い浮かんだ“好きなもの”を描くのであります。


 まず、翼を。


 挿絵(By みてみん)


 ペンは、エアブラシの三角と台形60%の二つを使います。どこで切り替えてやっていたかは覚えちゃいないんですが、消しゴムのときはほとんど台形60%だったと思います。たぶん…おそらく。


 背景は真っ暗、このエッセーとは関係ない別の絵を描いた影響も混じってしまいましたが、人間――どこにでも混じり合って繋がっているということでコレも創作、想像、妄想の一部ではないですかね?


 ヒントはどこにだって転がっている――


 そう思います。そう思えるまで、思い出すまで視野が狭くなってました。いくらかマシになった気がします。

 それで、線対称定規を使って翼の下絵、背景とは別のレイヤーに描いたものを使って、黒色背景を消しゴムでくり抜いていきます。


 挿絵(By みてみん)


 こんな感じ。次にくり抜きレイヤーの下に新しいレイヤーを敷きまして空を描いていきます。


 挿絵(By みてみん)


 星も加えます。


 挿絵(By みてみん)


 ちょっとわかりにくいですが、新しいレイヤを重ねて……黒色を一番上に、空色を下に、その間に挟めていくように星のときは上にレイヤーを敷いて輪を作る――


 挿絵(By みてみん)


 ペン先の形は円なので、太さを調整し、ポンポン同じところで連打すりゃ円が完成します。当たり前なこと言ってますでしょうが、エアブラシだと周りはボヤケて中心は濃い。更に太さを徐々に変えていらない部分を消すと、大小の輪っかが重なっているようになります。簡単です。


 挿絵(By みてみん)

 

 今度は、その円を利用して、黒色レイヤーを消しゴムで消します――いや、間違って消しちゃって、それがいい感じだったので元に戻さずに使っていきます。色は、空色の部分が見えただけで新しくそこを塗ったりはしていません。偶然の産物、怪我の功名?、こういうことがあると面白くなってやる気が出るもんです。予期していなかったことをうまいこと対処出来たときって達成感が半端ないんですよね〜


 挿絵(By みてみん)


 黒色レイヤーの上に新しいレイヤーを敷きまして、運良く出来た円に光を加えていきます。


 挿絵(By みてみん)

 

 黄色だけだと物足りなかったのでオレンジとか紫とかも混ぜてみました。

 あとは、だいたい出来たので画像の大きさ、ちょっと横長にしたくなったのでトリミングで余分なところをカット。


 挿絵(By みてみん)

 挿絵(By みてみん)


 光を激しく、色も明るいピンクも入れて、星も重ね塗りで輝かせ、羽も白色で縁をなぞりまして――

 

 挿絵(By みてみん)


 またもトリミングで大きさを変えて、「バナーを作ったよ!」で今回は完成であります。

 何か文字でも書こうと思ったんですけどね、特に何も書くことがなかったんでこのままで自分のマイページのところへ貼っつけてやりました!



 以上、お疲れ様でした〜

 感性の話をしていましたが、間があくと何を考えてたか忘れちゃうものでさっぱりなんにも思い出せませんでした。う〜ん、感性…今の感性は一言でいうと『適当』――そのときそのときでちょうど良く選べることですかね。それを大切にしたいなと思います。

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