◇27『気紛れ彩雲 僕の調べ』―完―
【1】11/12
彩雲か雲彩か、迷っての彩雲。そして、メイキングをここにてやるかどうかで――
ここでやる。
常々……言ってないかもしれませんが、妄想するって繋がっていると思うんですよね。色であったり、形であったり、目に見えない感情であったり。
それで、前回の『たぬレボリューション』から連想して、どんどんと落書きの道を描いていこうかな〜とやっと何をするか決まった感じであります。
さて、虹色の尾っぽ、一応尾っぽなんですが、ここから生まれた形は何に見えるでしょうか? 鱗? 並んだ卵? あとは……何も思い浮かばないですが、私はひっくり返してみました。
うん。そして、その時の気分で一番に塗る色を決めました。もしかしたら「え?ひっくり返すのかよ」と思った方がいるかもしれません。たぶん。
ま、いるかいないかはわかりませんが、向きなんてないんですよ。その日その時に偶然そうしたって感じでしかないと思うんです。動かさず、きっちりそのままじゃないと駄目だ、考えられないって性格の人もいるかもしれませんが、それは相手に押し付けるもんでもないでしょう……と考えたり悩んだりしますが、同じ目線で相手にも受け取って欲しいなら、そう見えるように工夫しないといけない。それでも100%伝わるかはわかりません。
人間、そんなもんです。
……一体、何の話?と思われる方がいるかもですが、まあ、ゆっくりとしていって下さい。今の時点では、私自身でさえこの回をどういう風に持っていこうか考え中でありますから。出来れば『気紛れ彩雲』が完成するまでこのページにいたいですね。どれだけ長くなろうと……
で、ピンクで塗りましたら紫で塗る。グラデーションっぽくしていきます。
ペンはエアブラシ三角です。どういうペンかと簡単に説明しますと――「ふわっとしてる」――そのふわっと感で紫からオレンジまで完全にそうだとは言い切れないのですが、右下の角から左上の角まで塗っていきます。
その際に、右下の端や、上にいく途中に紺色を混ぜます。気分で。
塗りましたら今度は、逆に左上から黒線の下描きまでの辺りを水色に染めます。色の濃さは、100%ではありません。半透明ぐらいで色を重ねております。
そして、下描きを外します。
こんな風になりました。いいですね〜好き♡ しかも、この文章を見直しているときに『自分だけのアクアリウムを作ろう』って広告が出てました、可愛いライオンがぐるぐる回っておりましたね。……やっぱ背景が黒いって目立つし、その中にあるものを見てしまいますね。よく出来てんな〜なんて思ってたのですが、なろうで背景を黒くしている作品、文章は見ないですね。いや、見れないと言いますか、目が痛くてね。
でも、作者さんが自分が書いた作品を思って背景を黒にしたと思うと、背景を通常に戻して読むのも気が引けて……背景を黒にするときは、文字の色に気を配ってくれるとありがたいですね。はい。
下描きを外しましたら今度は消しゴムを持ちます。色を重ねて厚く塗って形を作っていくのも好きですが、消していくのも同じくらい好きでありますので、エアブラシ三角とペンと同じ消しゴムにて、グラデーションして出来た色の境い目を細かく動かして消していきます。
消すと、右の画像のようになっていきます。それをひたすらやっていきます。目についた境目の全て――
これは途中経過。ファイルに保存しちゃったので勿体無いので貼っておく。
【2】11/15
二日目です。番号の意味はそんな感じです。
前回、境い目を消していく作業の途中までやり……その後の画像を保存するのを忘れ、なので消してから更に光を加えたところから始まります。
一番下のレイヤーに卵の黄身のような光源とそこから伸びる白身を、二番に色の、三番にモヤ、四番もモヤ+黄身にオレンジがかかるようにし、
五番にモヤ+点々、そうして六番目に今度は消した境い目を白で色付けしたものになります。上の画像はレイヤーを段々と重ねていったものです。
コレ↓は、六番まで重ねた奴の……またも途中であります。
全部の境い目に白を塗り、いや描いたらまた明日!
【3】11/18
小刻みに進んで三日目であります。今更ですが番号の後にあるのは、文章を書いた日付です。もはや徒然日記と化しております、今日この頃。
今度は、色付き――紫らの部分に手を加えていくのですが、なんとなしにペンの話でも……
この絵に使っているエアブラシであります。
大型アプデが前にありまして随分細かく設定出来るようになりました。とは言ってもエアブラシのときは弄ることはしないのですが、エアブラシと同じくよく使っているGペンのソフトとハードは、ペンの“入りの太さ”など、不透明度を弄って使っております。
結構、変わるもんだな〜なんて一層描くのが楽しくなる、と私は思っております。が、エアブラシなんで関係ないんですけども…
ええ、こんな感じにビフォーアフターであります。
左画像のように手を加えるところから色をスポイトでとり、出て来た色よりも暗い色で今まで作ってきました境い目を避けて塗っていきます。
ビフォーアフターの画像を見ていただければ……なんとなくではありますが違いが見えて……見えて……う〜ん、白い塊の部分を見ていただければわかやすかな、と。
ま、その色塗りをだいたいこんな風に↓
分けて塗っていくつもりでありますが――今日は気分が乗らないのでおしまいです。完成までちまちま投稿せずにやって行こうと思ったのですが、書くと投稿したくなる。それを抑えられないので投稿するのでありました。
続きは、ここから――読者さんには優しくない書き方ではありますが、何か新しいこと……と言えないでしょうけれども、完成するまでこのページに留まって描いていこうという魂胆であります。
それでは、またここから〜
【4】11/20
どうもこんばんは。前回の続きの前にちょこっと雑談でも……といいますか、前に描いた自分の絵を勿体無いから出していこうという「私の絵を見てくれ!」の下心を全面に!
ま、そういう気持ちも隠さずなんですが、誰しも「前の自分より上手くなっていたい」と思っていると思うんです。それで、今回の境い目を消したり塗ったりしてて思い出した絵が一つありまして――
コレ。みてみんでやっていたとある方の企画に参加したとき描いたものなのですが、企画の内容としては二つの出されたお題を選んで描く――というね、その二つの内の一つ『決められた四色だけを使って』と縛りがあるやつに参加したものであります。
今年の二月ですかね、そこで「境い目って面白いな」と曖昧ではありますが思ったわけであります。しかし、如何せん、過程を記録していなくてぼんやりとした楽しかった記憶だけが残ってて描き方を忘れちゃったんです。あまりにも夢中になってしまったのも理由の一つで、色んな意味を込めて『無心』ってタイトル付けたぐらいであります。
それから、ま、何度か微かに残った記憶をもとに時々境い目を意識して描いたりしたときもあるのですが、今回、境い目手法……そんな呼び名ないと思うんですが(専門的な用語があったら教えて下さいm(_ _)m)、それを確かなものに、自分のものにしていきたいなと思っております。
あと、面白いんでお暇なときにもどうですか〜な感じです。
何が言いたいかというと、やるからには先に出しました絵よりももっと上手く……いえ、もっと豊かに?なんと言ったらいいのか説明出来ないんですが、二月から今までの間にどれだけ自分が成長したのか知りたい。
ただただ、個人的な話でございます。はい。
でも、自分が成長したかどうかというのは、目標としている人に追いつきたい、追い越したい気持ちも大事だと思うんですが、一番にわかりやすいのは「前の自分」ではないですかね?
誰かに評価してもらった――とかその評価と比べるって手もありますけど、同じ人がいっつも見ているわけでもなし、評価云々はその人の好みが影響することが大きいと思うので、成長したかどうかにはやはり関係ないもんだと私は思っています。創作を頑張る!――の発火剤ではないですかね? そこから「私はコレが得意なのかもしれない」の気付きのキッカケといいますか。
兎に角、いかに納得して描き終わったか――
最終的にはこれではないのかな〜なんて、今回はお喋り回で終わります。それでは、またここからお会いしましょう〜!
【5】11/21
ときに、物語を書いている作者さんで「一話で何文字書くと読者は読みやすいのか?」とか「どこまで描写書くべきか――読者は読むのに疲れないか?」のようなことを書いている方を見たことがありませんか?
読者のことを考えて書く―― 一読者としてはその気持ちはありがたくも思いますが、「じゃあ作者さんは満足のいく限り、納得出来る一話を書いてくれているんだろうか?」と聞きたくなるもんです。私の場合ではありますけれど……ありません? 作者さんの心ゆくまで書いてくれ――なんて。
漫画とか、連載ものの小説とか目に見えて触れてわかる紙だと、前回は薄かったけど今回はやけに分厚いな…てことがあると思うんです。単行本の話ですが。
それでいいと思うんですよ。
そりゃあ編集者がついているかついていないかとか細々とだったり大きい部分でこうして無料のサイトで書いているとは違うんでしょうけど……
「まずは作者さんが納得して出したものを読ましてよ」
そう思ってしまうんです。
絵だって、どこまで描いたら自分は満足するんだろう、いつ終わりが見えるんだろうと気にしちゃうことがあります。
これも右下の部分から始まって半分くらいまで進んだところで「いつまでやればいいんだ…」て気分でありました。
でも、すぐに別に誰にも強要されてやっていることじゃない――と気付くんですが、読まれる前から、大して反応も薄いまま、ランカーさんも悩んでいたりする事柄なのかもしれませんが、「何を気にしてんだ?」て話なんじゃないかな〜と。
ウケる設定、ウケにくい設定――それがなろうテンプレ非テンプレになるのかもしれませんが、どっちにしたって関係ないじゃん。読まれやすい、読まれにくい、て発生するのかもしれないですが、私なら好きで読んでいる・毎回楽しみにしている作品なら「ああまだ終わらないで!」と強請ってしまいっていますけどね。
う〜ん、文章量がどうだの、描写がどうだの、文句をつけてくる読者は、よく考えて見ると「あなた私の作品の本当の読者さん?」と思ってしまうのでありますが……読者が誰もいないって場合は何かしら打つ手を考えばければいけないのでしょうがね。
毎度、一定の人数に見られているってことは、あなたの書き方で別に何か間違っていることはないんじゃない?なんて思うのですが……まあ、人間、慣れてくると我が儘になるものですから、「今、書くことが出来ている」こと自体がすごく大事なんだと思います。
創作出来ている――無意識に想像出来ることは、嬉しいことであります。
長くなりましたが続きですm(_ _)m
同じようなことを続けてきて、何か引っ掛かるようになったらいったんやめるべきだと思い、その部分を見て考えるんです。勿論、飽きてきたってこともあるでしょうが、明るいところと暗いところに分かれているんですね〜
グラデーションを意識して描いたようで、後から付け足していったものが形を崩している……でも、失敗でなくてやるべきことが逆になったんです。
スポイトして暗くして――、ならスポイトしたら明るくすればいいじゃないかと。
自分の確かなものにしたいなら、自分で気付くしかない! 性格の問題もあるかもしれませんが、誰かに言われて気付かされたとしてもそこからまた自分を納得させないと駄目じゃないですか? 素直に聞き入れることもあるかもしれない、けれど「面倒くせーな」と思うことが多いなら、その行程を自分一人でやるしかない。
しかも、文章なら、こう言っちゃ悪いですが「自称添削さん」がいたとしても、絵だとみんな恐れて「これどうなってんの?」と言いにくい。更には、人間を描いているとか、自然を描いているとかなら、「これどう思う?」と聞かれたら遠回しにまだオブラートに包んで言えるかもしれませんが……
答えが、自分の脳みそ、直感にしかない場合は、自分でツッコミ入れて考えて答えを出すしかないのであります。
――さて、どうするか。
自分を納得させられるだけ、自分の作品と向き合ってますか? そんなちょっと偉そうに語ってみたの回。もとい、ただ喋りたい気分だっただけであります。
以上、次回もまたここからよろしくお願いします。
【6】11/22,23
そうそう、どうしてこんな変な投稿をしているのか――新しい?試みであることを前の方で書いたのですが。割り込み投稿で殆どを投稿していく形の作品はすでに一年以上はやっているので、「では他の方法は?」と考えたらコレだった。
割り込み投稿の方は、新着にはならないのでどんどん「この作品は○ヶ月以上投稿されていません」を「一年以上」を目標に……うん、変なこと考える奴だな〜と思われるかもしれませんが、楽しみ方は人それぞれなんで。
ま、他に面白いこと出来ないかな(主に自分が)?で、こうしているわけであります。
メリット……読者さんにとってのメリットは、「あ!そういえばこの作品どうなった?」となんの気まぐれか思い出したときに、「わ〜いっぱい増えてる…ゲンナリ」させたい。
もしかしたら、その中に「わ〜いっぱい溜まってる♡」で読んでくれる私と似たような考え方の人に楽しんで貰えたらな、なんて。ふとしたときに、思う出されるようなそんな作品に私はなりたい!
新着で追加されて行くって、すでにお膳立てされて読者はまあ…そんなに苦もなく探さなくてもいいその環境で、あえて思い出したときに探してくれ……と、「探さないで下さい」の置き手紙でなく「どうか思い出したら探して下さいそれまでにいっぱい書いておくわ」というお手紙であります。
それか、完成して継ぎの絵を描き始めて新着が出たときに、新しい絵が出来るまでの暇潰し?的な。文章を読まれなければ何の意味もないんですけどね(笑)
それでは続きです。
明るい側には明るさを、暗い側には暗さを――前回で分けた線より色を塗っていきます。
今までは、左画像の黄色い部分で色の明暗を決めていたのですが、明るい方は赤の範囲で、暗い方は青の範囲……向きといいますか、そんな感じでやります。
で、先に明るい側です。
……まあ、わかりにくい。拡大してみて何となくわかるような、わからないような……なんとも言えなくてすみません。
そして暗い側もやるのですが――
う〜ん、光らせてみる。
これでも、どう光らせようか悩んだんですが、納得いかない。納得いくまでやった結果が「一番マシ」となってしまった。
ハッキリ言うと、実力がなかった。上手いこと出来ない。出来るほどに上達していなかったな〜になってしまいました。こういうときもある、あるがここから何を思うのか……
次回に繋げるられるようにひたすらに見直すことだろうな、と思います。でも、笑って「駄作ですが〜」なんてことは言いたくない。言ったらおしまいなんじゃないかと恐怖にすら思う、今回の創作でした。
以上、お疲れ様でした。




