◇19『魔女の時間』
作品ってものはそうすぐ出来上がるもんじゃないと思う。
描くのが早い人もそりゃいる。調子が良ければスイスイ筆も動くだろう。
でも、そうじゃないときだってあるんだ。
毎度、絵をつけようと思って描いていたが、iコードを入れずに「ここに絵を入れたかったんだ!」だけを記入して前回、前々回と堂々と投稿しました。描けませんでした。自分って奴は…なんてちょっと落ち込みました。
しかし、そこで諦められるか、ての。
やっと描いた。
やっと描けた。
これでほっとしたいところでありますが、ほっとけないことがココには詰まっているんだろうと思うのです。何故、躓いたのかを確認してみるのが大事なんではないかな、と。
まずは、描こうと思っていたのが魔女じゃなかったから。描き終わった後となった今では淡く残るだけになってしまったのですが、描きたいものが浮かばなきゃ描けるわけがない。
ただそれだけの話。
さっぱり話の内容が纏まっちゃいませんが、出来上がったときの勢いも大事だと思う。その集中力が続く限り、書くまでにも打ち込む――……ホントに何の話?って感じになってしまっていますが、満足度と興奮度が混じり合った結果であります。
こういうときの精神は最強ですね。
達成感といえばいいでしょうか、もっと大袈裟に言えば「今死んでも悔いはないわ」こんな感じ。うん。
自分の何もかにも、今出来る精一杯を出し切って創作した後ってそれだけで気持ちがいいもんです。
最近、出し切ったことはありますか?
作品に魂を吸い取られた気分になったときを思い出せるでしょうか、上手い下手は関係なく、描き終わった後のぽっかりした感覚……味わってますか?
人それぞれ感じ方は違うでしょうけども(汗)




