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誰かへ送る創作日誌  作者: こさじ
❂ 目ん玉ライフ ❂
18/65

◇18『無題』



 好きなことが得意なことかと聞かれると答え辛いものがある。

 難しく考えなければいいのだろうが、考え出すとどうにも止まらないので困りものである。


 好き――と言うのは私にとっては簡単なことである。ま、人の目を気にしすぎて好きと言えないこともあるだろうけれど、自分が好きなことすら素直に持てないなら創作する意味はどこにもないんじゃないかとも思う。お金をもらって仕方なく……なんて事情もきっとあるだろうけど、自由気ままに投稿している身にはあまり関係ないのだ。守るべきルールは勿論ありますよ。それすら守りたくないなら一人でなんやかんやで好きな世界を作ったらいいと思う。

 守るのは自分、守られるのも自分、尻拭いも自分。


 

 ――と、そんな話でなく…好きだから得意となるかは自分自身ではどうにも認めるのが難しいって話。「得意だね」となるのは、自分ではない誰かから決められていくものなのかな〜と。その積み重ね、重ねて与えられて初めて自分自身で「私は〇〇が得意なのかもしれない…」と思うようになるのかもしれない。その思うようになる…思い込むようになるまでの期間は、与えられる蜜の量や種類の多さでも異なるんでしょうけども、それでも難しいことは自分の好きと蜜とが被らなかったとき。


 まあ、蜜を与えられる前に相手は自分の前から立ち去っていくのがほとんど。でも、中には好きでやっていることを罵られることや、今まで大勢から与えられて得意になっていたことがへし折られることもある。


 …うん、そのとき自分はどうするだろうか?と考える。


 苦手としていることを褒められたときは、新しい発見になるだろう?まさか、自分が褒めて欲しいところが褒められず別のところを褒められて怒るヤツっていないだろうし……たぶん。


 好きなところを拒否されること――得意だと思っていたことはホントは全然得意なものじゃなかったとき、それこそ前の文章で出した「ただ得意になっていただけ」のときにどうそこから這い出すのか。


 好きなこと諦めますか?


 それとも得意にさせた誰からに慰めてもらいますか?

 へし折って来たヤツの悪口でも言い輪姦しますか?


 ただただ好きを貫き通しますか?


 あんたの好きってどんなもんか――自問自答してみる。


 そして大好きパワーを発揮させる。

 以上です。


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