◇15『着せ替えおじいちゃんについて』
年配の男性を描く……初めて描くってことに気が付いてちょっと驚き、その出来具合を見て自分自身で「確かに初めてだわ」と納得する。
髪型をどうしたらいいのかわからなかった。そして、骨格、体格をどうしたらいいのかわからない…
だから、着せ替えをやってみた。
鎧っぽいものを着せてみた。体はこれでどうにかなったかな? しかし、肝心の髪型が誤魔化せていない。
なので、なんちゃってチェーンメイルを着せてみた。
うーん、まあまあだろうか…
でも、肖像画を描いた気分である。毎度そんな感じではあるのですが、正直、つまらない。出来がどうのこうのではなく、兎に角、面白くない。
ということで、最終的にこうなりました。
……もう、おじいちゃん関係ない。
年齢不詳になってしまった。
練習不足過ぎてじいさんが難しい…プレートアーマー描いている方が楽である。ジジイむずい。きっとバアさんもむずい。練習して練習すればどうにかなるかもしれない。けれど、不気味な人外を描いたり、アイテム、アーティファクト系の物を描く楽しさが私にはあまり感じられなかった。今のところ。何か対策を考えなければ…この際スキンヘッドにしてしまおうか……
いや、それだと私はずっとこの先、成長しないだろう。
まずは、じいさんウォッチングから始めなければいけない。果たして、企画までに何か得ることが出来るだろうか? もし、何かしら自分なりの答えを見つけられなかったら――
不安でいっぱいになった今日この頃であります。




