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海亀のスープ

作者: でんでろ3

「これは、本当に海亀のスープですか?」

船乗りは、ウェイターに尋ねた。

「ええ、まぎれもなく、これは、本物の海亀のスープでございます」

ウェイターは答えた。

「そうか……。では、やはり、あれは……」

そうつぶやくと、船乗りは、切り立った崖の上に立つレストランの窓から海へと身を投げ、自殺してしまった。




「なぁ、奴に本当のことを言ってやるべきだったんじゃないのか?」

「シー〇ェパードのあいつに、イルカの肉を食わせたなんて、言えるわけねぇだろ」

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