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いらぬ考察と根本的問題

いらぬ考察と根本的問題~魔王と勇者~

作者: 末吉

ふと最近こういう系の話を呼んで思ったことです。

ぐっだぐだですが。

…………久しぶりだな。言っておくが、今の今まで出てこなかったのは単純に作者が悪い。

何?誰だかわからねぇ?『俺』としか言えねぇんだよ。わかったか。


じゃ、今回も突発的に思いついた考えを代弁させてもらいましょうかね、っと。


「…口、悪くなってない?」


気にするんじゃねぇ。で?一体なんだ?



「うん。魔王と勇者って同一だと思わない?」



だとさ。まぁいわんとしてることは分からなくもないな。それじゃレッツ代弁タイム。




勇者と魔王。この二つの存在は対となっている中で最もポピュラーな組み合わせだ。

だが、これらは果たして本当に対をなしているのだろうか?


それらを話すには、まず勇者と魔王の定義をしなければならない。

まぁ個人的な定義なので絶対とは言えないが。


勇者とは、弱者を助け強きをくじき、どんな困難で全力であきらめずに突き進む者。

魔王とは、強大な力で世界を意のままに操ろうとするもの。または魔族を統べる者。


簡単に描くとこうなる。

そして、こんなもの(馬鹿な作者の定義)をこの場では使用する。


さて。これだけ見ると同一に見えないのだが、良く考えてほしい。

典型的なパターンで言うならば、勇者と魔王の力は同等。そこに補正がかかって魔王が負ける、という構図なのだが、先に出た『同等』という部分に注目してもらいたい。


同等。すなわち拮抗しているということ。

それはつまり、勇者と魔王が同じだということの証拠の一つに、なり得るではなかろうか?


ではどうしてこうも区別されるのか。これについては以下のようなことが考えられる。


・力を使う目的の違い

・力を使う対象の違い


一つ目や2つ目は言葉通りだが、例を挙げてみよう。


一つ目の例を挙げるとしたら、やはり『侵略行為』と『それを阻止するため』が一番わかりやすいだろう。

しかし、よく考えてほしい。魔王が侵略行為を行ったとして、それを阻止するために魔王の下まで行く勇者たちも立派に侵略行為と言えるのではないか?そう考えられるならば、魔王側からとってすれば勇者の方が『魔王』なのではないか?そもそも、この侵略行為が『奪われた土地を奪い返すため』という目的があるのなら、魔王側が『勇者』と言えるのではないだろうか?


次に2つ目。これは、「害の無い者、もしくは国へ」か、「害のある人物、もしくは国へ」を例にしてみよう。

魔王ならば無差別などを想像し、勇者ならば悪人などを対象にすることが容易に想像できる。

だが、果たしてそれらが本当に勇者や魔王を決めるのにふさわしいものかどうかはなはだ疑問である。


まぁ単純な話、魔王と勇者というのは力の使い方次第で区別されると考える。


今更だが、ここで言う力というのは武力以外に知力のことも指している。



……では、ここまでの話を総合してさっさと結論はいるか。



勇者や魔王というものは、性質的には真逆だが、本質的には同一(力の強大さだけならば)だということだ。



言っておくが、これはあくまで個人的見解であって、他の人がどう思っているかは考慮していないので、あしからず。

これをどうとるかはあなた次第です。

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