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はじめてのダンジョン

地下には大きい空間があり、その真ん中に大きな穴があり階段もあった。そしてその周囲には酒場とおもしき場所や、救護院といった場所も用意されている。


そして、所持品を預けるカウンターも用意されている。・・・なるほど預ければ中でドロップしてしまうこともないのかと思った。


「ここがダンジョンの入り口になります」と受付嬢は教えてくれた。


「がんばってください」と言って案内嬢は戻っていった。


「ここがダンジョンか~」ティナは目を輝かせている。


「すごいですね」小鈴も感心した様子だ。


今日はいろいろ回ったし、そろそろ宿に戻ろうか」俺が言うと二人とも同意してくれた。俺たちは宿へと向かったのだった。


翌日の朝、俺たちはダンジョンに向かうために準備をすることにした、もし仮になかで致命傷を負ってしまうとアイテムがドロップしてしまうのが怖いからだ

なので宿の部屋にアイテムボックスの中身と必要最低限の所持品以外を置いておくにしたのだ。もちろん盗まれないように小鈴が結界を張ってくれて置いてくれたが、しかしかなりの量があって、部屋いっぱいになってしまったのは驚いた。・・・アイテムボックスの中身整理しないとな・・・とそれは余談である。


アルトリアのダンジョンへ向かった。王都の朝は早く、市場はすでに多くの人で賑わっている。

「今日はダンジョンだね〜」ティナが軽快に歩きながら言う。

「ハイ、未知の世界に挑戦ですね」小鈴も期待に胸を膨らませている。

ギルドに到着すると、カウンターで昨日の案内嬢が迎えてくれた。

「おはようございます!今日はダンジョンですか?」

「はい、初めての挑戦なので緊張しますけど」俺が答えると彼女は笑顔で言った。


すると近くの冒険者が声をかけてきた

「初めてのダンジョンか、なら装備は全部預けておいたほうがいい、ダンジョンの受付で最低限の装備をもらって挑戦したほうがいいぞ、確実にダンジョンの洗礼を受けるからな」


と、優しそうなおじさんの冒険者に注意してもらった。

「洗礼ですか?・・・それはどんな事が起きるかわかるのですか?」と俺は返事をした


「それは自分らで確かめるんだな、それも試練だ」と周辺の冒険者は答えた。


「ありがとうございます、参考になります」と俺たちは礼を述べた。


「わかりました、まずは荷物を預けましょうか」俺が提案すると皆同意してくれた。

荷物を預けて準備を整えた俺たちは地下のダンジョン入り口へと向かった。

必要最低限の装備・・・木刀と布の服だった(´・ω・`)

「ついに来たね〜」ティナが興奮気味に言う。

「ハイ、どんな場所なのか楽しみです」小鈴も頷く。


入り口に立つと、冷たい風が吹き抜けた。

「準備はいいな?」

「うん!」「ハイ!」

3人で頷き合いながら一歩踏み出した瞬間だった!


現れたのは野リスだった、なんとなくなつかしさを感じる


その姿、しかし油断はできないと俺は思った。

「ユート、油断しないで!」

「ああ、わかってる」

ティナの声に我に返った俺はすぐに剣を構えると、野リスも身構えてきた。

「来るぞ!」

次の瞬間、野リスが飛びかかってきた。残像を残す素早さで襲ってきた!? しかもよく見ると数匹いる!? そんなことを考えた瞬間、ドカっ攻撃をくらい意識を失った・・・

気がつくと、目の前には見知らぬ天井が広がっていた。

「あっ、起きたんですね」声の方に目をやると救護院の看護婦らしき人物がいた。

「えっとここは……」

「ダンジョン入口前の救護院ですよ、皆さん運ばれてきました」

どうやら気絶したあとここに運ばれたらしい。

強制転移をもらったらしい、体がかなり重い・・・体力や魔力を搾り取られたよだ・・・体を動かすのも億劫だ。


俺はゆっくりと周りを見渡した、どうやらベッドに寝かされていたようだ、同じく横にいるティナと小鈴が同時に目を覚ました。

「ティナ!小鈴!」

「ユートぉ〜」「ユートくん!」

2人が飛び起きて駆け寄ってくる、看護婦さんが慌てて制止しようとする。

「安静に……」

「大丈夫です!」「平気です!」

2人とも俺に抱きつき、涙目になっている。

「よかったぁ」「無事で本当によかった」

俺は2人の頭を撫でた後、少し落ち着いて状況を把握することにした。

「ところで看護婦さん、一体何があったんですか?」

俺が質問すると看護婦さんが答えてくれた。

「あなた達はダンジョンで命に関わる怪我をされたんですよ」

「命に関わる……あのリス相手にそんな大変な事になるとは思えないのですが」


「・・・ああやはり初めての人が陥る洗礼に合われたんですね」とちょっと笑顔を浮かべた声で答えてくれた。

「ここのダンジョンの魔物は外の魔物と比べてかなり強いんですよ、なので初めての人はほぼ最初のほうで洗礼を受けて強制転移で帰ってきます。」


看護婦さんはそう教えてくれた。


「なるほど、それで俺たちは気を失って運ばれたわけか……」

俺は納得して頷いた。

「そういうことです、ほぼ強制転移をもらうのでアイテムは最低限所持を推奨しているのはこのためです。」

看護婦さんも笑顔で答えてくれた。

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