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高LVのウサギ

俺はすぐウサギを鑑定した。


【ステータス】

種族:ウサギ

年齢:8歳

HP:80/80

MP:20/20

レベル:21

状態:やる気マンマン

スキル:

・速度アップ

・身体強化

・回避アップ


ドンっと音がなりティナがかなり後方へと吹き飛ばされる


小鈴は、「本気を出しますと言い」両手を広げて魔法陣を両手に複数書きだした。


膨れ上がった小鈴のしっぽが1本ずつ立ち上がり魔法陣が消えていく、3本立ち上がると同時に足元に巨大な魔法陣が現れだした。


両サイドのしっぽが2本下がり小鈴が「雷狐、捕縛陣!」と声を上げた。


 「キュー!」


ウサギの足元に魔法陣が一瞬ずつ現れたとおもったら


雷が地面を走りウサギを痺れさせ、さらに魔法の蔦がウサギを縛り付ける。


小鈴の足元の魔法陣はまだ完成していない。


捕縛陣の効果が切れそうになった時、真ん中のしっぽを下げとき、新たな魔法魔法陣がうさぎの足元に現れの蔦がウサギを縛りつける。


そしてやっと、足元の魔法陣が完成したようで、小鈴は声を上げた


「天狐雷撃!!」


ウサギの周囲に3匹の雷の狐が現れ、ウサギを3方向から襲い掛かった。


バチバチバチと音を立ててウサギが焼かれ、その場で倒れた。


3匹の雷の狐は空中に飛びあがり螺旋状に絡みつきながら巨大な雷狐と化しさらにウサギに追撃した。



小鈴は疲れたようで、その場に座り込んだ。三本の尾はだらんとしていた。


ウサギは完全に止まっていた、どうやら倒したようだ。


小鈴は「ティナさんは大丈夫ですか?」と声をかけてきた。


俺はティナに駆け寄りティナの様子を見てみた・・・頭に猫耳がある以外は大丈夫なようだ・・ん?猫耳?


え?


ティナの頭には小鈴と同じくふわふわとした耳が生えていた。


そして気を失っているようだ・・・、


俺はどうやら魔法によるダメージは受けていないようだが頭を打ったようだ、ティナの頭に猫耳が生えているなんて。


「ティナは大丈夫だ、少し休ませてからギルドに報告しよう」俺はそう告げた。


「そうですね、私は魔石と素材を取っておきますね」小鈴は立ち上がり作業を始めた。


小鈴曰く、高LVの動物にもなると魔石があるとのこと、そして純度が高いことがあるそうだ。


ティナが目を覚ますまでの間、俺たちは休憩しながら先ほどのウサギの話をしていた


「魔物でもそうですが、ごくまれに高LVの動物とかいるのですよ・・・今回は運が悪かったですね・・・」と小鈴は答えた。


「先ほどの魔法はしっぽ1本づつに魔法を一時的にチャージする方法で、貯め置いてそれを展開しつつその間に大魔法を用意するという方法をとりまして」と小鈴


大魔法になると私じゃまだまだ魔法陣書くのに時間がかかるとのこと、体術では勝てるかどうか怪しかったと。


「お姉さまから聞いた話ですが、森の中で50Lvを超える猛獣とかいるみたいです・・遭遇したらまず助からないでしょうね」小鈴がブルっと震えた。


50Lvとか・・・想像を絶するな・・・


その後、小鈴がウサギをアイテムボックスにしまうと、ティナが目を覚ました。


「あれ?私どうしたんだっけ?」ティナは混乱しているようだ。


「ティナ!大丈夫か?」俺は心配そうに声をかける。


体全体を見た感じ、大きな怪我はなさそうだった。


「うん……なんとか……」ティナは頭を抑えながら起き上がった。


「頭痛とかしないか?」俺はさらに尋ねる。


「平気だけど……なんか違和感が……」ティナは自分の頭を触った。


「耳が……!?」ティナは驚いた表情になった。


両手で猫耳を抑え、こちらを見て「みちゃったよね・・・?」と聞いてきた。


「あぁ・・・みてしまった・・・・」


やはり、見間違いじゃないらしい


「私の猫耳をみてどう思った?」


「かわいいとは思うぞ」


心の中でもふもふさせてくれないかな?と考えるしかし獣人族に耳や尻尾を触らせてほしいということは遠回しに求婚を意味すると以前言われたのを思い出す。


「ふ~ん・・・」とティナは視線を彷徨わせ、耳をピクピクさせた・・・やばい触りたい。


もふもふしたいことを察しされたか?とか何か悪いことをしたか?と悩んでいると、


「私の秘密を教えるね」と言い始めた。


「実は私、猫族という種族なんだ。さらに言えばエルフとの混血でね」


 猫族・・・?初めて聞く種族名だ。この世界には猫族なんているのか、しっぽはどうなっているんだろう。


「え!?猫族!?なんで今まで黙ってたんだ?」俺は驚愕した。


「だって恥ずかしかったんだもん……それに隠してた理由があってさ」ティナは恥ずかしそうに説明した。


猫族でエルフとの混血は獣人の中でも他にはいないらしく、獣人としてはある程度、魔法が使えるというアドバンテージがあり


そして猫族特有の俊敏さも相まってかなり疎まれていたそうだ。


その為、魔法適正が高いティナは魔法でその能力を隠そうと決意し、幼少期より努力して冒険者を目指したとのこと


そのあたりでティナは話すのをやめた、その話はまた今度話すからと、


【ステータス】

名前:ティナ

種族:猫族のハーフ

年齢:16歳(おそらく?)


HP:18/40

MP:40/40

レベル:8


スキル:

・短剣術LV2

・剣術LV1

・罠探知LV1

・身体強化

・俊敏

・偽装

・???


名前:小鈴

種族:妖狐

年齢:36歳 おそらく?(見た目6歳)

HP:80/80

MP:25/75

レベル:16

スキル:

・妖狐魔法

・基礎魔法

・アイテムボックス

・魔法をチャージ

・????

・????

特徴:三つの柔らかな尾


一部スキルが見えるようになっていた。経験のおかげだろうか?鑑定スキルは経験と知識量に左右されるっぽいな。


「小鈴、LVが上がってるぞ」と声をかける

と小鈴はこちらを向いた。


「本当ですか?でも戦いの時の反動ですかね、MPがかなり減ってるみたいですね、少し休憩したいです」


「そうだな、ティナもまだ本調子じゃないみたいだし」俺は同意した。


その後、ティナはゆっくり休むと言って宿に戻った。一人でいろいろ考えたいとの事だ


引き続きあたりを警戒しながら俺と小鈴は薬草採取を続けた。


日が暮れる前に宿に戻ると、ティナは既に就寝してベットの上で丸くなっていた。俺たちもベッドに入り眠りについた。


ティナはどこか寝苦しそうに見えるなと思いつつ俺も眠りについた。

ご購読ありがとうございます

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