依頼探し
ベッドに入り毛布をかぶると、ふいに頭の中が静寂に包まれた。天井を見つめながら今日一日を振り返っているうちに、ふと鑑定スキルのことを思い出す。神殿での回復魔法補助を通じてかなり使ったはずだ。
俺は意識を集中させ自分を鑑定した
名前:ユート・エル
種族:ハーフ精霊?
年齢:10歳(体のみ)
HP:21/21
MP:82/100
レベル:7
スキル:
・剣術LV1
・言語翻訳
・アイテムボックス
・生活魔法(発火、浄化、飲み水、照明)
・鑑定LV2(NEW)
・精霊膜LV2
・回復魔法LV2
・基礎魔法詠唱LV1
称号:
・異世界転生者
・小鈴の友人
・紅葉の友人
・・・・どうやら鑑定と回復魔法のLVが上がったようだ、種族がハーフ精霊?になっているのが気になるが、特に変わりはないようだ
鑑定しながら回復魔法を使ったおかげだろうか、鑑定も上がったのは地味にうれしい、ティナや小鈴は使えないからな
これで成長の度合いが確認できる、今日は疲れた、明日に備えて眠るとしよう。
・・・夢の中で俺は異世界に飛ばされた時のことを思い出していた、それはまるで現実のように鮮明で鮮烈な感触だった。
朝を迎えた俺たちは朝食を食べて今日の予定を話し合うことにした
その時、ふとティナと小鈴のステータスを鑑定してみた
名前:ティナ
種族:人間?
年齢:16歳(おそらく?)
HP:40/40
MP:24?/24?
レベル:8
スキル:
・短剣術LV2
・剣術LV1
・罠探知LV1
・身体強化
・???
・???
【ステータス】
名前:小鈴
種族:妖狐
年齢:36歳 おそらく?(見た目6歳)
HP:75/75
MP:75/75
レベル:15
スキル:
・妖狐魔法
・基礎魔法
・アイテムボックス
・????
・????
・????
特徴:三つの柔らかな尾
ティナの種族が人間族?になっていた、あとスキルに???が追加されている、知識が足りないのだろうか鑑定しきれないみたいだ。
小鈴は・・・そういや???あったっけな?もしかしたら鑑定も成長しているのかもな
3人ともFランクだがティナは最近レベルアップしたばかりでまだまだ先は長い
小鈴はレベル15、元々森に暮らしていたのもあるのだろう、成長速度も早い。俺とティナも徐々に追いつけるように頑張らないとな。
いつも通りギルドへ向かい依頼を探す、常時依頼の薬草採取が掲示されていた。
あと変わった依頼で魔力水の作成の補助とあった。
ギルド職員曰く、魔力水とは錬金術などで作られ、冒険者などが調合時に使われるものであるらしく、
魔力を含んだ水で希釈したりすることで様々な効果が出るらしい、ポーションの作成などで使われたりする
今回は魔力水作成時の魔力の注入の補助で魔力量が多い冒険者であれば誰でもできるらしい。
小鈴が「魔力水って作るの大変なんですよね」と言う。
ティナが「なんで大変なの?」と聞くと
「水に魔力を少しずつ浸透させていくんですが時間がかかるので集中力が散漫になるんだとか、なので魔石を使って作成するのが多いんですよ」と小鈴が答えている。
魔石も一定以上の魔物からじゃないと取れないらしい。
確かにそんなことを聞いていると作るのが大変そうだ。
「他にも探してみるか」俺が言うと二人は頷いた。
掲示板にはいくつか新しい依頼が追加されていた。
その中で目を引いたのは以下の依頼だった。
【Eランク依頼】
内容:オーク討伐
報酬:銀貨12枚
詳細:草原に出没するオークの討伐。最低2体以上。部位証明必要
対象レベル:8以上推奨
「オーク討伐か……」俺は唸る。
「小鈴さんは行けると思いますけど私たちならいいとこ二匹が限界だよね?」ティナが言う。
「でも報酬は悪くないですね、2匹討伐することができればですね!」小鈴は意欲的だ。
3本の尾が忙しなく揺れている。
「それにオーク解体すれば食料にも困りませんし、売れば儲けもでますから」
「じゃあやってみるか?」俺は決断する。
「了解です!」「頑張りましょう!」二人も同意する。
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