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特殊防衛部隊MOUS  作者: 桐見川真緒
第1章「黒と白」
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ep2.「バスの中で」

警報の後、私達は『戦場』に向かってバスのような乗り物にのっている。


舞結(まゆ)ちゃん、どうしたの?」


私の隣に座っているポニーテールの少女が話しかけてきた。


里香(りか)……なんでもない……」

「ふーん」


私は素っ気なく言うと、里香(りか)はそっと頭を撫でてきた。

私は里香の手を払い除けると、次は反対に座っている真唯(まゆい)が、こちらを心配そうに見ていた。


「マスター…ほんとに大丈夫ですか?」


真唯はそういうと、私は真唯を少し見た後、小さく頷いた。

すると後ろから歩いてくる女の子が来た。


「何、辛気臭そうな顔してるの?」

「なんでもないよぉ」


里香はそういうと、その女の子の後ろに一瞬でまわった。魔法である。


里奈(りな)〜ちゃんとご飯食べてるぅ〜?お腹周りが、凄く細いよぉ〜?お姉ちゃん羨ましいなぁ〜?」

「ちょ……やめて姉さん!」


里奈(りな)と言われた女の子は、里香にお腹を撫で回されていた。

そんな様子を私は見ながらため息をつき、真唯は苦笑いをしていた。


「仲がいいのはいいけどね、そろそろつくわよ?宮下姉妹?」


モニターから声がした。

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