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はじまり ~昔々~

 昔々、この国ができる、2000年ぐらい昔のこと、とある町にとある世界からやってきた一人の少年がいました。

その少年は、その世界で初めて会った人と友人になりました。二人は世界を駆け回り、いろいろな人と友人になりました。しかし、彼が世界に現れた6年後、世界に突如変化が現れました。運命は、彼がこの世界に来ることを許さなかったのです。しかし、彼がこの世界に来てしまった事実を今更変えることはできません。運命逆らった世界は存在が消えてしまうと言われています。

彼は、どうにかできないかと、勉強し、考え、努力し続けました。しかし努力むなしく、どんどん世界に破滅の前兆が現れてきたのです。火山は怒り、海は荒れ、森は廃ていきます。

 そんななか、彼は運命が記されている言われている一冊の本を見つけました。この本は、誰も読むことのできない文字で書かれていましたが、彼の友人はどんな文字も読めるという不思議な力を持っていたので、読むことができたのです。しかし、その本の中にも彼の存在はかかれていませんでした。しかし、彼の友人はとあることに気づきました。その本の一番最後に「時間」を操る方法がかかれていたのです。友人は、必死に勉強しました。どうすれば時間を操れるのか。この力を使って、何とかできないかと考えたのです。そして、ついに友人は時間を操る能力を手に入れたのです。しかしその時には手遅れでした。世界は廃れ、生きている人もほとんどいなかったのです。その様子を見た残された少年は、とある決断をしました。

「僕自身の存在を消そう」と。

 しかし、時間を操るためには強大な力が必要でした。彼らは、精霊、動物、神、人間、モンスター、あらゆる力を持つ生き残ったものに助けを乞いました。そして、今まで彼らが作ってきた友人たちの種族たちは力を貸してくれたのです。

 こうして、少年と友人は時間を超え、少年の存在を別の世界から来る前に消し去り、世界の崩壊は無かったことになったのです。当然、存在を消された少年はその場から消え去りました。残った友人の行方は誰も知りません。

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