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午後10時の彼女  作者: 綿飴
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-第一章-

楽しく読んでいただけたら…と思います。

拙い文節ですが若いなりに頑張りますので心暖かい目で見てください!


「こんばんは、初めまして!」


「……えっ?」



これが俺と彼女の出会いだった。


・・・


俺は青井時雨。普通の大学に通っている大学生だ。

そしてもうひとつ、俺はこの春反対する両親を押し切って一人暮らしを始める!


「一人暮らし最高…っ!」


漫画を読みふけっていても、部屋を片付けなくても、怒られない

なんという天国。最高この上ない。


「ただいまで返事が帰ってこないのは寂しい気もするんだけど…まぁ彼女作るしっ」


引っ越して来て数週間。既に部屋は漫画や雑誌で溢れかえっている。

……母さんが見に来たら確実に鬼説教地獄コース一直線である。


「…来週片付けりゃいいや」


来週来週とお決まりの言葉を呟きつつ、新しく本棚から漫画を取り出し再びその世界へと入っていった。


・・・


ある日、遅くまで友達に付き合わされた俺が帰ったのは午後10時手前。

いつも通りただいま、と一言玄関で呟きそのままベッドへ直行

ぼんやりと天井を眺めていると、急激な眠気に襲われ、そのまま身体を預けようと目を瞑った…

その瞬間、


ガタン、と大きな物音がし、僕の眠気は消える様に覚めていった


「…何だよ…」


起き上がって回りを見ると、何処か霧が掛かっているように白く見えた

夢かと頬をつねってみるも痛く、夢ではないらしい


「…えっ…なにこれ…」


混乱する頭でスマホの画面を見ると、PM.10:00 と表示されている

時間的に現実だろうと自己解決しようとしたとき、窓を開けてもいないのにカーテンが揺れた

流石に背筋が凍る。冷や汗がダラダラと流れてきた


「……だ……誰か居んの…」


俺しか居ない筈の部屋に声を掛ける。

シーンとした。

まぁ、居るわけないよなぁ、…そう思ってベッドへと潜ろうとしたとき、再びカーテンが揺れた


「あーもう…誰だよ!!」


怖いのと苛々が混ざって発した声

どうせ居ないだろうと周りを見回すと、目の前に見知らぬ女が居た

驚いて声が出ない俺をよそにその女は目が合った瞬間、嬉しそうに笑みを浮かべて口を開いた。


「こんばんは、初めまして!」


満面の笑みでそう告げてくる女に、俺はあっけらかんと口を開けるしかなかった


「……えっ?」


最初に伝えた通り、

これが俺と彼女の出会いだ。




更新は遅めかもしれませんが頑張ります。読んでくださってありがとうございました!!

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