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赤ペン先生の大冒険

作者: 百目
掲載日:2026/06/13

【赤ペン先生の大冒険】


私は教師をしています。


今日も色々と生徒がテストで、頑張ってました。


私は静かに、そしてこの迷宮テストに。

道標を立てて意識を巡回するのでした。


まず始めに、入り口から。

それは、本当の基礎で。

全く分からなかったかどうか。

もしくは、細やかな油断なども出て来る、分かれ道です。


あらら、ここで間違ってしまう子は。

とってもお勉強が大変。

教科書の説明が、合わなかったんだと思います。


私に出来るのは。

その子が身近に感じる、小さな視点をズラす事ぐらいです。

興味を持ってもらえる様に、

私は赤ペンを走らせます。


次の問題は、ストイックな問題です。

基礎が入り口なら。

ここは助走付けて、ジャンプしなきゃならない問題です。


本当に飛ぶのではなく、意識に加速が必要な場所。

ここで間違えちゃうのは、知識の足並みが合わなかった子なのでしょう。


案外、ここだけ失敗してしまう子も少なくないです。

私に何が出来るかは、方向性を正す事ぐらいですね。

でも、間違えやすい話に行っちゃうのもよく分かります。

似た様な話は多いので。

何処が似てて、何処が違うか。

寄り添う様な言葉を赤ペンに残しましょうか。


次は本題、色々ごちゃごちゃしてて。

とっても意地悪な部分です。

ここは本当に大変です。

私の赤ペンすら迷ってしまいそうな所ですから。


生徒が悩むのは当然で。

それ追い掛ける目は、取り逃しが無いかどうか。

先生がお勉強してる気分になる所です。


ここでは、細かく指導するのも困難な場所で。

一人前になれるかどうか。

生徒も先生も、色々試される問題なのです。

私の赤ペンも、私自身を試す激戦区なんですよね。


そして最後の問題です。

考え深い、奇妙な場所です。

ここでは、伝えなければならない。

とっても大事な神聖な問題が多いです。


それは難問だったり、有名な話だったり。

共通点や挑戦、最後の思いを託す場所だからです。

先生の立場からしたら。

ここで答えられる生徒は安心出来ます。

でも、個人的には。

ここでいっぱい赤ペンを走らせ、

例え空欄でも色々お話したい場所なんですよね。


こうして、私の。

赤ペン先生の大冒険は今日も淡々と続いて行くのでした。

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