赤ペン先生の大冒険
【赤ペン先生の大冒険】
私は教師をしています。
今日も色々と生徒がテストで、頑張ってました。
私は静かに、そしてこの迷宮に。
道標を立てて意識を巡回するのでした。
まず始めに、入り口から。
それは、本当の基礎で。
全く分からなかったかどうか。
もしくは、細やかな油断なども出て来る、分かれ道です。
あらら、ここで間違ってしまう子は。
とってもお勉強が大変。
教科書の説明が、合わなかったんだと思います。
私に出来るのは。
その子が身近に感じる、小さな視点をズラす事ぐらいです。
興味を持ってもらえる様に、
私は赤ペンを走らせます。
次の問題は、ストイックな問題です。
基礎が入り口なら。
ここは助走付けて、ジャンプしなきゃならない問題です。
本当に飛ぶのではなく、意識に加速が必要な場所。
ここで間違えちゃうのは、知識の足並みが合わなかった子なのでしょう。
案外、ここだけ失敗してしまう子も少なくないです。
私に何が出来るかは、方向性を正す事ぐらいですね。
でも、間違えやすい話に行っちゃうのもよく分かります。
似た様な話は多いので。
何処が似てて、何処が違うか。
寄り添う様な言葉を赤ペンに残しましょうか。
次は本題、色々ごちゃごちゃしてて。
とっても意地悪な部分です。
ここは本当に大変です。
私の赤ペンすら迷ってしまいそうな所ですから。
生徒が悩むのは当然で。
それ追い掛ける目は、取り逃しが無いかどうか。
先生がお勉強してる気分になる所です。
ここでは、細かく指導するのも困難な場所で。
一人前になれるかどうか。
生徒も先生も、色々試される問題なのです。
私の赤ペンも、私自身を試す激戦区なんですよね。
そして最後の問題です。
考え深い、奇妙な場所です。
ここでは、伝えなければならない。
とっても大事な神聖な問題が多いです。
それは難問だったり、有名な話だったり。
共通点や挑戦、最後の思いを託す場所だからです。
先生の立場からしたら。
ここで答えられる生徒は安心出来ます。
でも、個人的には。
ここでいっぱい赤ペンを走らせ、
例え空欄でも色々お話したい場所なんですよね。
こうして、私の。
赤ペン先生の大冒険は今日も淡々と続いて行くのでした。




