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あなたの瞳に触れさせて

美しくはない物語


やたらと鋭い光がカーテンの上の隙間から差し込む。眩しい。愛する人にぶんどられたからかお腹にあった布団がなくて涼しい空気がおへそを通り抜ける。私の愛しの君は私が刈り上げた後ろ髪をこちらに見せて眠っていた。私に都合の良くない展開に少しぷくっとなってしまったけど、かれの耳たぶから顎の根本までの肌色が綺麗なので良しとする。今日はやたらと目が覚めてしまったので彼を見る作業は一旦切り上げて彼を起こさないようにゆっくり扉を開けてチグハグな家電の並ぶリビングへ出ていく。なぜか毎日変わらないスクランブルエッグと昨日の夕ご飯の残りを温め直す机にテーブルクロスは貼ってないし花瓶とかそういうものはないけどとっても幸せなその場所ができてきた。ガラガラ、寝室の扉が横に開く。ボサボサの髪が私の視界の端に映った。かつてあった腹筋が最近見えなくなってきたお腹を灰色のシャツを少し上げて掻いているこっちを見ているその目の黒に少しだけ紫の光が混じっていて少し悲しい気持ちになってしまった。

 


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