表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/38

番犬シヴァ

ペンネームの柴は犬から頂きました。

 8年前動物保護センター(犬猫殺処分場)から子犬の彼をもらってきました。


 「柴犬の雑種ですね。」


その言葉を真に受けて『柴太朗』と名付けました。生後3ヶ月くらいの当初は確かに柴犬雑種風でした。それが一年もすると、


「何が混ざってるんでしょうね?」


と獣医さんが首を傾げる事態に。現在19.5キロ。隣家が血統書付きの柴犬を飼っていらっしゃるのでハッキリと分かります。柴太朗は柴犬の雑種と言う括りに入れてはいけないって。そのせいか、最近


「シヴァ」


と家族は呼んでいます。柴太朗ではなくシヴァタロウ。


 最近は犬も家の中で飼うのが、当たり前になってきたらしいです。うちのシヴァタロウは家の外に犬小屋を持ち、10メートルほど番線を張り、そこに鎖を通して自在に動けるようにして飼っています。朝の6時と夕方の6時にお散歩として2キロのコースを回ります。今年の春までは夜は玄関のケージに入ってました。しかし、ちょっと大きめの地震の後、急に玄関に入れると出してと鳴くようになりました。ごめんなさい。近くにキ○チョール置いてしまって。地震で落下してきて怖かったらしいです。それで、完璧な外飼いになってしまいました。


 彼は車に乗るのが大嫌いです。最低、年に2回は獣医さんに行くので乗せなくてはならないのですが、子泣き爺のように重くなるという技を駆使して抵抗します。反対に家に帰ってきた時は飛び降りてくるので、手順を反芻しながら心してハッチバックドアを開けています。


 彼はペットというよりは家族の認識では職業犬の扱いです。家の番とダイエットコーチをしております。


 番犬としては彼判断で、吠える吠えないを決めるベテランの領域です。彼の判断は大体オッケーですが(すみません、打首獄門同好会のファンで思わず出ました。)代車などで車を変えて吠えられると侵入者の気分で居た堪れません。あとヤクルトさんは毎週来るけど、教えてほしいかな。


 ダイエットコーチとしてはなかなかの手腕の持ち主です。私は夕方の散歩担当なのですが、雨が降っている、疲れてる様々なサボる理由が浮かびがちな時間です。が、ちょこんと家の玄関に向かって座り無垢な瞳をキラキラさせて待ってる彼を見てしまったら「行かせて頂きます。」です。また、ちょっとした出来心で、遠回りをして散歩距離をのばすと、もう元には戻れません。


私「シヴァ、今日は雨だし、ショートコースにしよう。」


シヴァ「ぐい」→翻訳機「なに?昨日、痩せたいから、距離伸ばすって言ってたよね?ほら行くよ行くよ!」


気をつけないと犬の散歩ではなく人間の散歩になってしまうので、そこは主導権を取り返して先に歩く。彼より速く歩く、もしくは彼を後ろにするように引きながら歩く。すなわち緊張感あふれる散歩となります。


シヴァ「ワンワン」→翻訳機「そのわりにはちっとも痩せないね。もっと散歩する?行くよ行くよ。」


お仕事ご苦労様です。












 





とりあえず、全員紹介できました。これからは不定期になるかもですが、思いついたら書きます。その時はよろしくお願いします。毎回、Twitterでペットの写真を載せてたのですが、シヴァは少しお待ち下さい。あ、Twitterのアイコンはシヴァです。犬語翻訳アプリ使ってみようかしら…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ