病める時も健やかなる時も その一 金魚
今回は病気について。
金魚は今まで、白点病、白雲病、マツカサ病、転覆病、尾ぐされ病、赤斑病、水カビ病など金魚の飼育本を片手に病名を推察し薬を投与して様子を見るを何度となくしてきました。私には「とりあえずメチレンブルー」みたいな所がありますが、らんちゅう雅の飼い主は凝り性で4、5冊の飼育本を駆使し、薬を探します。金魚本体より高〜い薬を買うことも。
冬は水が冷たくて水槽や器具を洗う手が辛い。入れ替えた水が金魚の適温18度になるまでヒーターで温めますがそれも一手間。夏に比べて掃除をさぼりがちです。そうこうしていたら、琉金のマルちゃんに白いものが!慌てて全取っ替えがなされ、メチレンブルーの水槽に。その後がいけません。床にメチレンブルーがてんてんてん。メチレンブルーの瓶を持ち上げた雅の飼い主の手が真っ青に。マルちゃんの飼い主はガンガンに怒られるわけであります。そこではたと、
「メチレンブルーが手についたらどのくらいで落ちるかしら?」
なんて柴チョコはついネット検索を。いろいろ、人によるみたいですが、まあ、結論は新陳代謝がなされれば落ちるってことであります。その時、マラカイトグリーンは危ないとかいう記事を見つけたりするわけです。発ガン物質とか、メチレンブルーの10〜20倍の魚毒性があり量に注意が必要とか。
「あれ、うちにはマラカイトグリーンなんてないよね?」
聞いてみたら藪蛇。
「これかい?」
雅の飼い主がニョキっと突きつけてきた瓶は
「アグデン」
ありました。はい。知らぬは柴チョコばかりなり。
次回は猫かと。
付け足し
「アグデン」はマラカイトグリーンが主成分の魚病薬になります。説明足りず申し訳ありません。「良薬口に苦し」でありましてよく効くのですが、添加する量に要注意かと。手につかないようにも気をつけるべきかと。尾ぐされ病の時に買ったそうです。




