亀が外に出ました!
亀を外に出したのは五月の連休の最中です。やっと本物の太陽で日干し可能に。
ずっと玄関で亀用ライトを太陽代わりに甲羅干ししながら冬越ししていたうちの多分イシガメのカメリーヌの水槽が外に出されて2週間ほど経ちました。
前日との温度差に注意!なんてお天気アプリからメッセージが入ると「三寒四温」とはよく言ったものだわなんて思ってました。気象庁の定義によると冬の気候を表す言葉とか。最近は春先でも使われると言っても2月から3月。従って
「4月だけど、寒かったり暑かったり。いつ亀を外に出す?朝方冷え込んだら可哀想」
「自然界の亀はもう活動してるぜ」
「三寒四温って言うからねー」
という私の使い方は間違いだったと思われます。
さて、外に水槽が出た亀ですが、ヒーターとエアレーション(通称ブクブク分かってくだされい)が外され、日干し石のみになりました。この石、今は亡きクサガメさんの水槽に入ってたものです。
クサガメの飼い主であった家人に
「この石、種類は何?やたら穴があいてるよね?」
「凝灰岩だろ。」
「なんであれ入ってんの?」
「適当だったから。庭にあった。」
田舎の古い家ですから、先祖の誰かが河原から面白そうだからなんて拾ってきた石が転がってたりするわけです。ある時は漬物石だったかもしれないです。
大学で地学基礎実験という講義を受けていました。試験の一つに教授と受講生30人ほどで、近くの山まで歩いていき、その道々で石の名前を答えさせられるという試験を受けた私としては気になる。奴はさらっと答えやがったが、凝灰岩になんであんな穴ぼこが?
調べました。穴あいてる凝灰岩ありました。その名も溶結凝灰岩。本当かしら……
外に出て良かったねーなんてミミズを与えられてたカメリーヌの水槽は瞬く間に緑ヘドロに。緑を纏い甲羅が少し見える程度の状態に慌てて
「亀、息できてないかも、死?」
と騒ぐ私を見遣りながら、掃除担当がしぶしぶ水槽を持ち上げます。
「ムカデがっ沢山せいそくぅ!!!」
掃除担当の悲鳴が響きわたり、ムカデを殺す薬をとりに走る私。ムカデを愛でる気は皆無です。
先日の風呂場でのムカデ遭遇はこのせい?裸でどれだけ慌てたと!なんかゲームで甲冑とか着るとレベルアップってあるじゃないですか、あれ身に染みます。裸だと凄く弱いですわ。
しばらく、亀は家の脇の軒下ではなく、外にあるトイレの軒下に移動させました。家の側でのムカデの大発生は困るからです。ただ、ここは日当たりが良いので、夏は暑い。本格的に暑くなる前に対策考えるしかなさそうです。
不定期更新にも関わらず読んで下さってありがとうございます。これからも何かあることに書いていきます。よろしくお願いします。




