狂犬病のワクチン接種
シヴァタロウは動物保護センターからもらってきたと紹介したと思います。いい飼い主である事を求められるため、犬を飼っている事を市に登録すること、県獣医師会に入っている獣医さんにかかる事、多頭飼育しないことなどいくつかの約束がありました。
登録する時に誕生日を聞かれました。捨て犬だったので知りませんが、記載するしかないようです。
「2月生まれで生後すぐに捨てられていたと聞いているのですが、」
と市役所の職員さんに言うと、
「じゃあ、2月で飼い主さんの好きな日にしてください。」
と言われました。悩んだすえ、2月1日にしておきました。覚えやすい。
登録すると毎年狂犬病の予防接種の案内のハガキが来ます。¥3400円で接種になります。ハガキには4月の土日何時にどこの地区会館で接種できるまで記載されてます。これが便利で普段どこもかしこもコンビニすら車で出かけなければならない田舎人にとって歩いていける所で用足しができる。感激の極みです。徒歩3分の地区会館へシヴァを連れてGO。ほんの10分しか滞在してくれないので遅刻厳禁。
ハガキについてる問診票に記入して、獣医さんにシヴァのお尻を向けて、ブス。キャン。終わりです。
これが、ここ2年間無かったんです。コロナのせいです。何が問題だったんでしょう。市の職員さんの相乗り?人が集まるから?何ヵ所も回るから?個人で獣医に接種しに行って下さいとありました。シヴァ、車に乗るの大嫌いで必殺子泣き爺を炸裂させるから獣医さんに連れていく回数が増えてちょっと面倒だったんです。今年から復活したので、良かったです。
土曜日の朝、少しの朝寝坊。今日の予定は14時からかな。とのんびりとベーコントーストが焼けるのを待ちながら頂きものの饅頭を一口。朝なら夜より甘いものを食べても罪は軽いと呟きながら、国語の教科書で見た橘曙覧の
楽しみは 木の芽煮やして 大きなる饅頭をひとつ ほおばりし時
なんて短歌を思い出したりして。
そこへ先程、会議だとか休日出勤した家人から連絡が!
「会館に予防接種きてる!犬!」
あっ忘れてました。慌てて走りましたとも。ただ、いつもは家の裏から散歩にお出かけのシヴァタロウ、前に出るのは滅多にないから、
シヴァ「待ってーマーキングしたい!楽しい!忙しい!ここマーキング!」
私「間に合わねぇ〜!」
あちこち匂いを嗅ぎまくる言う事をきかない犬を引きずる犬に引きずられる飼い主。沢山の人に見られました。はい。




