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ひと休みを襲うもの

バタバタと働いて


 「私頑張ったな。ひと休みしてよい。許す。」


みたいな瞬間ってありますよね。しかも誰もいない。鍵閉めたし。


 ホットカーペットに毛布とこたつ布団を広げて、枕もセット。ホカホカの中に入って思いきり手足を伸ばして


「はー極楽極楽。」


 休み時間終了アラームをセットし、好きな小説を読んだりうたた寝したり。至福の時間。


 最近これをやると邪魔する者が現れるようになりました。


 チョコです。前までは一緒にこたつ布団に手足を入れて側でゴロゴロしてるくらいだったのですが、最近、ニャアと言いながら、仰向けにひっくり返ってる私の上に乗ってくるようになりました。


 そして顔をスリスリしてまず、スマホを手から外させます。仕方なく撫でてやると、ふみふみ。胸の上で。そしてふみふみが終わるとお尻を私の口に向けて座り落ち着くのです。口とチョコのお尻の間に手を挟んでなんとか隙間を作ります。


 これ、多分、


「ママ、ミルク出して、お尻舐めて。」


という子猫の甘えだろうとは思うのですが、ちょっとねぇ。チョコちゃん3歳半。避妊手術したからいつまでも子どもの心でしょうかね、5.8キロ。うっぷっ。っていつも思っております。爪が伸び気味だと痛いし。お尻はいくら可愛い猫とはいえそこまで愛せないですわ〜。そして地味に重さが首を圧迫し、苦しい。そうこうしているうちにアラームが終了時刻を告げると涼しい顔して降りていくんです。


 仰向け、大の字休憩は諦めました。





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