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and you will know us by the trail of dead…

作者: 双葉紫明
掲載日:2018/07/28

唾を、吐く。


「この中にも、宇宙があるんだよ。」


博識、博識。



一本道が、まっすぐに、下って上る。


栗の木の匂い、油蝉の声。


舗装路の凹凸に、陽炎。


僕の、ゆっくりした歩みが、ひとつずつ、ゆっくり消して行く。


「ねえ、知ってる?海とか、砂漠にはさ、蜃気楼ってのがあるらしいよ。」


「それで…、それは、もっともっと大きくて、近づけども近づけども、消えないんだって!」


「そいつは、すごい。」


(同じじゃないか。)



悪い顔に、なりたかった。


わるいひとに、なりたかった。


だけどね、なったら、戻れないとは知らなんだ。




君のコップに、間違えて口を付けただけじゃないか。


そんなに嫌な顔しないで。


僕は、パンと牛乳を口の中でぐちゃぐちゃに混ぜたりは、しないよ。


本当さ、信じて!



タイツは嫌だ。


だって、僕は、男だよ。


おかっぱ頭も、いやだ。


おかっぱタイツで「黒猫のタンゴ」。


子供じみてる。



君の、夢を見たよ。


あんまり覚えてないんだけどさ。


だから、君が、すきなんだと、思う。




轟音、狭い部屋、ただ、下向いて立っている。




自転車で、並んで走る。


相手の自転車を押して、一緒に歩く。


自転車にふたり乗り。


それが、恋愛のすべて。


(少し泣いてみる事も)




おかあさん!、と、ひとり泣いてみた。


涙は、出なかった。



世の中は、動いてはいない。


君が動いてるんだ。


窮屈な事も多いけれど…。


とにかく、あれ、なんだっけ

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