城下町
そんなこんなで今 城を出て城下町を歩いている
5分程歩いた所でいろんな人からこえをかけられ始めた
曰く、「姫様 かわいい〜」だの「姫様 ウチの店見ていってくれよ〜」とか「姫様 はすはす」だとか「「ひ〜めさっま !!ひ〜めさっま!!」」と騒ぎだす人達がいるぐらい民衆に慕われていることはわかったが
「お前達がさっき言ってた弓戦姫だっけか?そんなこと言ってる奴とか見当たらないんだけど?本当に戦えるのか?」
「うぐっ まだ私達の二つ名が広まって無いだけよっ!これから広まるのよっ! でもなんで広まらないのかしら あれをやり始めてからかれこれ5年は経つのに…」
後半はボソボソ言っていて何を言っているのかわからなかったがとりあえず自称ということだけは分かった
「それよりまだ門にたどり着かないのか?30分は歩いたぞ これなら馬車を使えばよかったんじゃないか?」
実際出発する前に馬車を使うかどうかを聞かれた それぐらい遠いというのになぜ歩いているのだろうか
「そんなのちょっとしたショッピングみたいなもんよ。後 お兄はこの世界をよく知らないでしょう 初めは歩いてみた方がいいと思ったのよ」
とクレープのようなものをかじりながらマリナが言った
マチもタコスのようなものをモグモグしながらピースサインをつくっている
確かにこの世界のことはまだよく分からないオレの為に一緒に歩いてくれようとするのは嬉しかった
「確かにな この街は活気があるしいろんな商品も見れたから勉強になったよ 食べ物はあんまり元の世界と変わらないんだな」
今二人が食べているものや他のものも些細な違い程度でそんなに変わらない
「うん でもいろんな便利な道具達は魔力で動いてたりするんだよね〜」
そう魔力や魔石なるもので動く魔道具なる不思議道具がいっぱいあったのがびっくりだった
魔力で動く魔道具は自分の魔力が少なければ動かすことが出来ず、魔石で動く魔道具は石に含まれる魔力が切れると交換を何度もしなければならず消費が激しい
ま、ほとんどが価値が測りづらいものばかりだったが
「さ、にぎやかしは終わり!門が見えてきたよ」
話しながら歩いているといつの間にか着いてしまったようだ
命のかかった戦闘はあまりしたくないが仕方ない
さぁ 初めての実戦だ
※次回初戦闘です