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ステータス

「ここまでが私とマチのこの世界に来るまでのことよ お兄」


「…すごいな 双子に生まれ変わるなんて」


前世も双子で二人はいつも一緒に行動していた それぞれが右と左のサイドテールをつくり「ふたりでひとりのついんてーるっ」とポーズを決めて言っていたのが懐かしい


今も二人は白い髪をサイドテールにしているが

青い瞳と白髪で顔も違い 前の姿とは似ても似つかない


「すごいでしょ!これは私とマチが魂のレベルで仲良しだったからだねっ!」

と希奈がマチの手をとりドヤ顔でポーズをきめる

マチも普段ぼーっとしているのにポーズだけはしっかり決めている


「ところでお兄は今 歳いくつ?」

「18だ あの時から変わってないよ

希奈達はいくつなんだ?」


オレ達は高校三年で希奈とマチも義妹だったので同じ歳であった


「……14」

マチが教えてくれた 14か…それにしては幼いな…この身長ならそう

「10歳…」


「かっちーん 怒ったよ怒っちゃたよ お兄 絶対 今

歳の割に幼いなぁ 身長ひっくいなぁ〜って思ったでしょそうでしょそうなんでしょう 前から言ってるけど女の子に身長の話は言っちゃダメって言ってるじゃん これから伸びるって言ってるじゃん そう大丈夫 今回は大丈夫 絶対伸びる 絶対…」


…ついボソっと言ってしまった

昔から希奈は身長のことになると止まらなくなってしまうのだ

でもこんなやりとりをしてると本当に希奈とマチに再会できたのだと実感できた

だから普段めんどくさいと思う希奈の主張をしっかり聞いてあげようと思った


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ぜはーぜはー」

「落ち着いたか希奈?」

叫び過ぎて マチに背中をさすってもらっている希奈に話しかける


「ふー…平気よ あとこっちでの名前はマリナよ

覚えておいてね マチはマチルダだから呼び方は変えなくていいよ」


「わかったよ マリナ」

多少の名前の違いは気にしない だって希奈は希奈だからな


ピローン


「ん?なんか変な音が聞こえなかったか?」

いきなりそれなりの大きさの電子音のようなものが聞こえた気がした


「あー たぶんそれはスキルだと思うよ 私達聞こえなかったし あっ そういえばお兄まだステータス見てなかったよね ステータスオープンって念じたら見れるはずだよ」


「す、ステータス オープン?」

半信半疑ながら念じてみれば目の前に変な画面が現れた



ステータス

Lv.1

MP: 258

STR: 326

VIT: 208

AGI: 109

DEX: 216

INT: 412


スキル

剣の才能

土魔法Lv.1


固有スキル

盟友執着フェロウアタッチメント

全速初動マックススピード

不罹疾患プリベンションキュア


称号

勇者





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