表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
つまり養ってくれるってことですか?  作者: なおほゆよ
番外編
44/52

10万PVやら、ランキング入りやらなんやら記念の番外編

これは、ニート達がまだ島で養ってもらっていた時のある日の出来事…という設定である。


ニート「なんかこの小説、日間ジャンル別ランキングで1位になったんだってさ」


JK「そうなの?」


ニート「ランキング見てみろよ。異世界チートに混じって家無いニートかいるぞ」


係長「家無いニートって…もはや詰みじゃないか…」


アパレル「へぇ、一位なんておめでたいわね。…でもその割には嬉しくなさそうじゃない?」


ニート「いや、その…なんて言うかさ…いまさら困るんだよねぇ…。もう完結しちゃってんだよねぇ、この小説」


係長「だったら続編やれば?」


ニート「そのことなんだけどさ…続編ってアレどうするのさ?。町単位で同じことしろって言うの?無理でしょ?。サバイバルゾンビアクション待ったなしでしょ」


ビッチ「じゃあ、サバイバルゾンビアクションに路線変更すれば?」


ニート「この作者がギャグ以外書けるわけだろ!?。他の小説の話だけど、戦闘描写を会話文と効果音だけで表現するようなやつだぞ!?」




具体例


「この手榴弾をくらいやがれ」


ドーン!!(爆発音)


「ふっ、どこを狙っているんだい?そんなんじゃ当たらないよ?」






イケメン「これはひどい…」


ビッチ「中学生でももっとうまく書ける…」


ニート「と、いうわけで、続編をやるとしても、細かい描写が伴うやつは無しだ」


ショタ「そもそも…続編のテーマは『すべてを茶番に変える』ってことだよね?。絶望的な状況でもお母さんとの約束をいかに守るかが大事なことだよね?」


ニート「絶望的過ぎてお茶を濁せる気がしない」


犯罪者「それをどうやって笑いにすれば良いのだろうな?」


JK「『もうダメだ!お終いだ!。笑うしかないよ!ははは…』っていう笑いにしたら?」


ニート「そんなの笑えないよぉ…。っていうか、こんな大事になるなら、せめて特殊能力の一つや二つは欲しいよな。一般人ニートには荷が重すぎる」


犯罪者「お得意の万物に寄生する能力があるだろ?」


ニート「それでどうやって敵と戦うんだよ?」


犯罪者「知らねえよ」


アパレル「っていうか、この小説に敵っているのかしら?」


ビッチ「さあ?」


ニート「やっぱり主人公なんだからさ、もっと主人公らしい能力…例えば、触れただけで相手の能力を奪う能力とか欲しいんだよね」


イケメン「それ、他に能力者がいたら使えるけど、能力者が君だけだったらただの一般人だよ?」


ショタ「ニートのお兄ちゃんは養われることしか出来ないんだから、素直にそれを武器にしなよ」


ニート「さりげなく酷いこと言うよな?。養われることを武器ってどうすんだよ?」


JK「『俺が今までもらった扶養力を…この一撃に全て捧げる!!。喰らえ!必殺、パラサイトビーム!!』とか、いいんじゃない?」


アパレル「もうそれは世界観むちゃくちゃね」


ニート「『養われた分だけ強くなれる世界に転生したら俺だって最強になれる件について』っていうタイトルに変えてそういう路線でいこうか?」


係長「実際、そういうタイトルのラノベがありそうで怖い」


犯罪者「ラストは強大なラスボスを目の前に世界中から扶養力を分けてもらうパターンだな」


JK「『世界よ!俺に扶養力を…俺を養ってくれぇぇぇ!!!』っていう展開?」


アパレル「だからラスボスって誰?」


イケメン「それはそうと…結局、続編やるの?」


ニート「…まぁ、やるしかないよね」


係長「続編を希望する感想が結構来てるもんね」


ビッチ「それと同じくらい田中さんへのラブコールも来てるけどね」


アパレル「田中さん、人気だものね」


ニート「田中さんの人気に嫉妬」


犯罪者「で、いつ続編やるの?」


ニート「あと何話か伏線を兼ねた番外編をやった後、別のタイトルで続編を始める予定」


JK「じゃあ、続編はまだもう少し先なんだね?」


ニート「多分ね」


犯罪者「別のタイトルって、どんなの?」


ニート「『つまり養ってくれるってことですか?』を少しいじった程度のものだと思う。詳しくは決まってない」


イケメン「主人公は僕に変更したりしないのかい?」


ニート「主人公は俺に決まってんだろ!!。…決まってるよね?」


JK「自信持って。みんな、ニートが主役だって認めてるよ」


ニート「だよね?そうだよね?。主役は俺でいいよね?」


ショタ「安心して、お兄ちゃん。いざとなったら僕がお兄ちゃんの遺志を引き継ぐから」


ニート「え?なにそれは?。俺が死ぬ前提で物事を語らなかった?。さりげなく主役を襲名しようとしてなかった?」


ショタ「え?ごめん。僕にはよく分からないよ」


ニート「…最近、生意気な発言多くない?ショタ」


ショタ「そんなことないよ。エンジェルとしての役目も終わったし、そろそろ本性出していこう、とか思ってないよ」


ニート「うーん…これはもう、誰が敵で誰が味方か分かんねえな」


イケメン「かつての仲間が敵になった。…そういう展開もあるかもね」


アパレル「それは怖い話ねぇ」


犯罪者「とにかく、続編はそのうちやるってことでいいんだな?」


ニート「そういうことだな」


ショタ「それじゃあ最後に、みんなの続編での抱負を発表してもらってこの番外編を終わろうよ」


ニート「抱負?。なんで?」


ショタ「最後になにかオチが欲しいから」


係長「オチが欲しいなら仕方ないね」


犯罪者「そうだな」


ショタ「じゃあ、まずは僕からね。僕の抱負は、お母さんとの約束を守ること。なるべく笑顔で過ごして、茶番で終わらすこと」


イケメン「それが続編のメインテーマだからね」


アパレル「それなら次は私が抱負を言うわ。私の抱負はもっと美味しいご飯を作れるようになることね」


ビッチ「さらにオカンに磨きをかける気なの?」


アパレル「だって、美味しいご飯を食べられるってことは、それだけご飯にお金や時間がかけられるほど人生に余裕があるってことよ?。だからご飯が美味しいって素晴らしいことなのよ?」


係長「確かに…どんな状況でもご飯が美味しければ笑っていられるような気はするよね」


イケメン「それじゃあ次は僕の抱負だね。僕の抱負は死なないことだね」


ニート「なに?その抱負」


イケメン「死んだら元もこうもないからね。だから死なないことが一番大事なことだと思うよ…どんなことをしてでもね」


ニート「確かに死んだらどうしようもないからな」


犯罪者「じゃあ、次は俺の抱負だな。俺の抱負はデスゲームを犠牲なく終わらせることだな」


ニート「へぇ…立派な抱負だこと。犯罪者って犯罪者のくせに正義感が強いよね」


犯罪者「むしろ、正義感ゆえに犯罪者だからな」


ビッチ「次は私の抱負ね。私の抱負は良い男を捕まえることね」


ニート「良い男って、俺みたいなやつのことか?」


ビッチ「この私に相応しいような男を続編では捕まえてみせるわ」


ニート「…無視された」


係長「眼中にないってことじゃない?」


JK「じゃあ、次は私の抱負ね。私の抱負はまたみんなで集まって、みんな一緒に過ごすことだよ」

アパレル「そうね。記憶を忘れてしまっても、またみんな一緒に集まれればいいわね」


ビッチ「とは言っても、私達って1ヶ月ちょっとくらいの関係なのよね。果たしてその程度の絆で一緒に過ごすまで発展するのかどうか…」


イケメン「絆は時間の長さじゃ測れないよ」


ビッチ「だよねぇ!イケメンさんの言う通りだよねぇ!」


ニート「ビッチの熱い手のひら返し」


ビッチ「そういうニートの抱負はなんなんだよ?」


ニート「そんなの決まってるだろ。俺の抱負は養ってもらうことだ」


犯罪者「安定のクズニート発言である」


ニート「実際、身一つでデスゲームに参加しちゃったから帰る家もアテもないからな…これは切実な抱負なのだ」


係長「それもそうだよね。16歳が一人で生きていくには厳しい状況だもんね」


ショタ「でも、主人公なんだからもっと大きなことを抱負にして欲しいなぁ」


JK「だよね。主人公の抱負にしては地味だよね」


ニート「む?もっと大きな抱負だと?。だったら…俺の抱負は、この世界に養ってもらうことだな」


係長「大きくなったように聞こえるけど、内容に差が無いような気がする」


ビッチ「ニートはあくまでニートだからね」



果たして、ニートは世界から養ってもらえるのか?。


答えは続編にて!。








JK「そう言えば、今回は田中さんは出て来ないの?」


ニート「田中さんのあまりの人気に作者が嫉妬したから、その腹いせとして、続編やるまで田中さんの出番は無しになったそうだ」


JK「田中さん、可哀想に…」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ