無人島に一つのなにかを持っていくとしたら、あなたはなにを持って行きますか?
前回のあらすじ
犯罪者…おまえ…シスコンやったんか?
ニート「無人島に何か一つ持っていけるとしたらなにを持っていく?」
係長「それ、無人島でする質問なの?」
ニート「無人島にいるからそこ見えてくる答えっていうのがあるだろ」
イケメン「確かに、実際に体験してみると本当に欲しいものって変わってくるだろうしね」
ニート「そういうわけで、お答えをどうぞ」
係長「そうだね…僕だったら…仕事を持って来たいかな」
ニート「そろそろ社畜を治したらどうなの?」
係長「仕事してたら、他のことをなにも考えなくて済むから良いんだよ」
ニート「これは訓練された社畜だな。…イケメンだったらなにを持って来るんだ?」
イケメン「なにを言ってるんだ?。僕がいれば他のなにもいらないだろ?」
ニート「なにおまえ?口説いてるの?」
ビッチ「うん、わたし、イケメンさんがいれば他になにもいらないよ!」
ニート「聞いても無いのに答えてんじゃねえよ」
係長「ショタ君だったらなにを持っていきたい?」
ショタ「僕は…この島に来れるんだったらなにも要らないよ」
ニート「聖人君子か?おまえは」
JK「ショタ君が聖人なのは今に始まったことじゃないでしょ?」
ニート「アパレルだったらなにを持って来るんだ?」
アパレル「持って来たいものは無いけど、代わりに借金を置いていきたい」
ニート「そういえばアパレルって借金あったんだっけ?」
アパレル「そうよ、親が残した借金よ」
ニート「ぶっちゃけ借金っていくらなの?」
アパレル「これくらいよ」
アパレルはそう言って指を5本立てた。
ニート「…一本いくら?」
アパレル「想像にお任せするわ」
ニート「そうですか…。JKだったらなにを持って来るんだ?」
JK「…お菓子かな」
ニート「お菓子って…おまえは女子高生か?」
JK「人のことさんざんJKJKと呼んでるくせにそのツッコミは無いでしょ?」
係長「なんでお菓子なの?」
JK「ちょうど今、食べたくなったから」
ニート「安直だなぁ…」
アパレル「でも無人島だと甘いものは手に入りにくいからねぇ…甘いお菓子は大事かもしれない」
ビッチ「と言っても…田中さんをチョロまかせば簡単に手に入るけどね」
ニート「それな」
イケメン「ニートだったらなにが欲しいんだい?」
ニート「俺か?俺はな、いっぱいあるぞ。ネット、パソコン、ゲーム、スマホ、フィギュアにポスターにラノベに…」
アパレル「あ、うん…もういいわ」
係長「そういえばニートって、ニートだけじゃなくてオタクも兼ねてたんだっけ?」
ビッチ「っていうか、オタクでは無いニートっているの?」
犯罪者「そりゃ、いるだろ。オタクである傾向は高いだろうけど…」
イケメン「でも最近はファッションオタクとか言われる人も出て来たからね。なにをもってファッションオタクかオタクかを分けているのかはわかんないけど、立派なオタクをするにもお金がかかる。それなりのお金がどこかから手に入るなら、オタクとニートを兼ねることもできるだろうけど、お金が無いんだったらオタクは難しいでしょ」
ニート「そんなことはないぞ。最近はお金をかけなくても無料で楽しめる同人コンテンツが増えて来たからな。お金をかけなくても同人活動に勤しむことができる。だから趣味にかけるお金が無くても楽しむことはできる。でもその分時間が必要だから働かない。お金はいらない、でも時間は欲しい…じゃあ、もうニートになるしかないよな?」
犯罪者「お金は最低限しかいらない、でも時間は欲しい、だから働かない。…こういうコンボが成立してるのか」
係長「だからニートは増えるんだね」
ニート「まぁ、現代社会のニート談はさておき…みんなそんなに欲しいものがないの?欲がないねぇ」
アパレル「欲しい物はだいたい田中さんからチョロまかすからね」
JK「あっ!。私、無人島に持っていきたいものあったよ!」
ニート「なんだ?」
JK「田中さん」
アパレル ビッチ 係長 イケメン 犯罪者「それな」
ニート「…満場一致かよ」
みんなも、無人島に行くときは田中さんを持参しようね!!。




