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プロローグ
プロローグ
おいおまえ、早くやっちまえよ。「え、なんで僕が・・・」
クズ美に何遠慮してんだよ、あ、さてはクズ美の事が好きなんだろ??
「え、そんなんじゃないよ;」・・ふーんだったら早くやれよほら。どか・・・
グループの一人が少年を蹴り上げた。「わ、わかったよ。」
「ねえクズ美ちゃんちょっといいかな?」
「いいよ、なあに??」
「ねえ、早く死んでよクズ美ちゃん。皆迷惑してるんだよ君にさあ」
「え、なんで?私・・何もしてない・・・」
「もういいからそういうの・・」ぱちん!
少年が少女を叩いた。
「・・・・・!」
少女は無言で走り去っていった。その頬に涙を浮かべて・・・
放課後、少年は誰も居ない教室で泣いていた。入り口に影があると知らずに・・
翌日から、彼女が学校に来ることは無かった