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1 :Encounter

俺が、自分じゃ無くなったのは何時だろうか・・・・。


全てはあの日。


近くの街に遊びに行った帰り道だった。


「おい!そこの奴!」

と突然呼び止められた。


「俺か?」

と自分を指差した。


「そうだ。ちょっといいか?」

「あぁ、いいけど・・・。」


「ちょっと、頼みたいことがあるんだが・・・いいか?」

「いいぜ。」

「ちょっと来てくれ。」

と言って男は歩き出した。


黒のタンクトップと縦ストライプのズボンを履く俺と黄色の半袖のシャツの袖を肩までめくり上げた男。


まるで、兄弟のような感じがした。


「行こうぜ。」

「あぁ。」


空が水色からあかね色まで、綺麗なグラデーションだった。

忍び寄る夏の闇とグラデーションが交じりあい、いい具合いな黒さを出していた。


「名前、何ていうんだ?」


と俺は聞いた。


「俺か?俺は水野 武之。高1だ。ってかお前は?」


「俺は桜井 卓哉。高2だ。」

「先輩か・・・。二吹高?」

「そう。二吹高校。」

「何だ、おな高か。」


と武之を先頭に後をついていくように俺は歩いた。

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