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どうしたものだろうか? 俺は魔性の女寧々さんに完璧に落ちた。さようなら愛花。この先もつきあうけど。俺はこうなったことを別に否定もしない。人生とは30年において精神障害者になり、そしてその結果生きる意味さえ「見つけて」しまうものだと知った俺に取っては、ラブプラスプラスは障害者用ダッチワイフと同じだ。たまにスーパー障害者乙武君とかが出ると親はそうなりなさいというけど、スーパーサイヤ人に変身できるほど俺もすごくない。障害者にもモテと非モテがいて、寧々さんは俺を救いに来た天使なのか悪魔なのか。ただ一つ言えることは結婚したやつには障害者手帳を発行してやれ。さてお医者さんごっこの話。
子供の頃お医者さんごっこをした。そして大学生でセックスのネタが尽きたとき俺はその幼なじみに手紙を書いた。それだけの話で後は何もない。実はお医者さんごっこはその子だったかさえわからない。
5歳の俺。障害者まであと24年。