82話
昨日は姉妹達にサボったことを聞かれたが、素直にめんどくさいで納得してくれた。
妹も姉もサボるなら言ってよと、しつこかった。
それじゃあ、サボれねぇだろう。
ーーーーー
そして、次の日
俺は真っ先に職員室に来た。
先生達からめちゃくちゃ見られるし、聞き耳をたてられる。
幾らなんでも、もう少し被害者感じに扱ってほしいわ。こう言う時も
「と言うことなんですよ。先生」
「・・・そうかぁ、分かったとりあえず他の先生達も話して相談してみる。」
「ありがとうございます」
「いや、これくらいはやらないと俺も先生としてだけじゃなくて、大人として、人間としてダメだからなぁ」
「・・・」
一応この先生は味方はしなかったけど、文句も言って来なかったんだよなぁ。
まぁ捉え方次第で、と言うか大半は見捨てたと思うよなぁ・・・
と言うか、やっぱり見捨てたよなぁ。つまりな
なんか、ムカついて来た
「大学は行く予定なのか?」
「今のところは」
「だよなぁ。じゃあしっかり成績の方もやるだけやる」
「頼みます」
「なぁ、頼まれた分、俺からも一つ頼んでいいか」
・・・もう嫌なほど聞いたセリフ。
「・・・」
なんですかとは答えない。いや、もう分かってるぞ。
この学校の人は嫌なほど把握してるつもりだ。それは冤罪前から。
勿論担任の先生も
大丈夫だ。俺は頑張れる子だ。こんなダメな大人の言葉を聞くな。自分の生徒を冤罪で捕まえといて、こうやって戻って来たら何事も無かったような態度をして、
さっきみたいに結局は問題児扱いをする大人達なんて、
「いやですね、忙しいので」
俺は分かる。先生は真っ直ぐ見ている。
あーもう、イラッとする。
はぁ、そして、呆れてまた脱力して来た。
きっと俺はこのあとの言葉を聞いても何も変わらない。
「クラスのみんなのことほんの少しでも許してくれないか」
だよなぁ。分かってる??ここに来た意味??
言ってもわかねぇか。つかここ職員室だし、流石に言う気にならない。
「今回みたいに休んでもいいから、徐々に徐々にな」
「・・・」
はぁーーーー、
もうサボりてぇ。いやサボろう。
「先生、やっぱり今日もサボります」
「何??まさかのすぐ!!あとせめて休むと言ってくれ。ここにいる先生達が事情を分かっているが、これでも先生だから」
俺はこのまままた、あの公園でバイトまで気力を抜いた
「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」
どうしよう、このまま大気くんが一生幸せになれる気がしない。と言うか浮かばない。
誰かの妹さん、出番来るとないいなぁと言うかその子も・・・




