81話
「大気、ねぇ時間よ」
見事に学校が終わる時間
気持ちよかった。
「じゃあ俺行くわ」
「行くってどこに??と言うかお母さんずっとここで待ってたんだから」
「いや、別にアラームしてたからいなくても良かったよ。それに俺はあっちの生活のお陰で腹時計完璧に備わってるし」
「・・・そんな言い方」
「じゃあ、俺バイト行くから」
「えっ、このあと帰るんじゃないの?」
「そんなこと一言も言ってないけど」
何を根拠にそう思ったのだろうか??と言うか一応バイトの日付と時間は知っている教えた筈だが、
ーーーーーーー
「お疲れ様、大気くん」
「お疲れ様です」
委員長さんが話しかけてくる。
「あのぉ、今日みたいに急に休むのは良くないと思うよ」
「そうですか」
まさか怒られるとは何様だこの委員長
「その、私達が原因なのは分かってるけど、授業とか欠席とかあるだろうし」
「知ってますけど、今日はもう耐えられる気がしないので、休みました」
「でも、それじゃ」
「学校に今日のことは先生に理由で話しときますよ。」
「なんて話すの?」
「みんなに話しかけられて辛いから」
「そんなの理由には」
「なるでしょう、十分。俺なら」
「・・・っ」
「まぁ、確かに休みが続くとよくないですから、でもこれからは先生に頼んで時々休ませてもらう事にします。一応なんでも、相談してくれって、学校で色々と対応するからと言われてますし」
「・・・っ」
「別に貴方達が話しかけて来なければ、俺は普通に勉強が出来たし、少しくらいなら我慢しようと思いました。けど余りにもしつこい。なのでこれからそうしようと思います。」
「・・・一ついいかな」
「よくないです。」
「だよね。でも言わせて、貴方の為ならなんでもするから、困ったら言ってね」
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