65話
「大気」
登校中偶然中学の友達の一人に会ってしまった。
宮宮 明、中学で仲良かった。と言うか中学で仲悪かった人は居なかったが。
瓦 海(39話登場)に続いて、また中学のメンバー会うとは付いてない。いやむしろ、普通高校近所だし、むしろこれくらいで済んでて運が良いのかもしれない。そう思うことにしよう。いやならこんな話しかけれないか、やっぱり悪いな。
「何?」
「いや、その久しぶりに会えたから、」
「なるほどね、じゃあ、久しぶり元気にしてた?」
「元気してたよ」
「よかった、じゃあね」
「待って!!本当に久間の言ってた通り変わっちゃったね。」
あいつ、普通に中学の奴らにバラしてんだな。まぁ別にいいけど、
「今度一緒に打ち上げしない?」
「俺の帰還を??」
「そうだよ、帰ってきたことを」
「自分から追い出しといて?」
「いや、その。」
「幾ら俺が何でも許す人間だったからとは言え、限度があるだろう。」
「・・・ごめん。確かに調子よすぎた。」
「はぁ、とりあえず俺も学校あるから行くな」
「うん、ごめん。引きとめちゃって」
「わかったなら、絶対に次は引きとめるなよ」
「うん。」
ーーーーーーーーー
「大気!!」
「げっ」
不幸は重なる。
今度は俺の中で噂していた、瓦が俺の前にやってきた。
「大気、そのこないだはごめん」
「・・・」
なんで、みんなこうも俺と話したがるんだろうか。
いや元の俺がそう言う人間だったわ、
「瓦、」
「?」
「俺は中学は無かったことにしたいんだ。だからこれから話しかけないようにしてくれ。じゃあ」
「大気、待って、大気、前のことは謝るから」
俺は無視して学校を目指した。必要最低限の会話で終わらせて俺は達成感を感じている。
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臆病で陰キャでボッチな俺は虐められて屋上から落とされて、さらに悪化した。
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もう遅いされたから、全力で未練を作らせ後悔させる。
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