表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

64/85

64話


 「お兄ちゃん!!」


家に帰ると、寝てない妹がいる。


 相変わらず母親は義姉の睡眠薬で眠られされているようだ。


 「今日学校で会えたね!!」


「・・・うん」


「お兄ちゃん、今日は折角学校で会えたんだから、一日中学校のことで話そうよ。」

 学校のことか、


 まず、あの1回目の冤罪時に


 あ、もう疲れた。そのことを考えるのも疲れる。


 普通に今日は特に話しかけられて、ストレスが溜まっているんだ。


「・・・バイトで疲れたんだ。寝させてくれ」


「えー、それならいつもじゃん。今日くらいは話そうよ。」


 正直少し懐かしい気がする。昔から妹は話す事が大好きで、俺が疲れててもお構いなく話しかけてくる。


 昔なら、可愛いくらいに思えたから、俺も直ぐに楽しく話せたが今は


 「静かにしろ。」

 怒りが伝わるような声で言った為、妹はビビっている。

 


 「・・・お兄ちゃん」


 大気は、うざいと言おうと思ったが、兄としての優しさや妹への愛ではなく、大気自身の兄としての心構えが言葉を抑えた。

 

ーーーーーーーーーーー


 「大気」


「か・・・お姉ちゃんもか、今日は寝させてくれ」


「うん、大気は疲れてるだろうから。バカ妹のように長話はする気はないよ。ただ一言だけ言わせて欲しい」


「何??」


「これからは出来れば学校でも私に会いに来て欲しい」


「・・・」


まるで、他に会いに来てるって言い方だな。


 それは勿論この家で会うと言う事だろうだが、その言い方すげぇ嫌な言い方だわ、


 とっくにこの家から抜けられるならそうしてるわ


 やはり俺の周りの人達は、一言で俺にストレスを与える天才達のようだ。



「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」

 

臆病で陰キャでボッチな俺は虐められて屋上から落とされて、さらに悪化した。

https://ncode.syosetu.com/n9103ie/


もう遅いされたから、全力で未練を作らせ後悔させる。

https://ncode.syosetu.com/n9079ie/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 主人公を苦しめても尚反省しない 救えないやつしかいない状況 主人公はもうここじゃない場所に行った方がいい
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ