62話
委員長視点
今日、大気くんの本音が聞けた気がする。
大気くん、やっぱりずっと苦しかったんだね。
ただ私の聞き方が悪かった。いや悪いからこそ聞けたのか??
とりあえず、大気くんはあの冤罪事件から、ずっと苦しんでるいんだ。
大気くんの言ったようには出来ない。けど、やってみせる。
ずっと、ずっと待ってたんだから、私もみんなも、大気くんの本音が聞けるまで、
私は私のやり方で大気くんのそばにいられるようにする。
まずは、大気くんに許して貰うことから始めないと。
今日の大気くんの話を聞くと、闇は私の想像することが出来ないくらい深い。
けどその闇を作ったのは私達、その闇に入り込む覚悟は出来るんだから、
でもなぁ、どうしよう、今の大気くんには何を話しても聞いてくれるか微妙だし。
だからとはいえ、このまま変わる気もしないな。
うーん、迷う。
それから委員長は答えを出さず、結局今日のあったことをクラスメイトに報告するだけにした。
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花見視点 前の席
「大気くん、怒ってたな。」
そりゃそうだよね。私も読書の邪魔されたくないもん。
なのに、今日の私ったら
ずっと大気くんにコスプレ見て欲しくて、調子に乗っちゃったな。
今までずっと見せようと思ってし、この時まで待ってたからとはいえ、やり過ぎた。
はぁ、
でも、良かった。大気くん、コスプレ自体の熱は消えてなさそう。
もう一度、コスプレ一緒にしたいな。
私はコスプレの引き出しを開ける。
大気くんが冤罪だとわかった瞬間に私に歯止めが効かなくなって、買った大気くん用の、新品のコスプレが20着ある。
私の貯金全部これに使ったのになぁ、
いつかまた一緒にコスプレしたいな。
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臆病で陰キャでボッチな俺は虐められて屋上から落とされて、さらに悪化した。
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もう遅いされたから、全力で未練を作らせ後悔させる。
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