表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

61/85

61話


 放課後俺は、先輩達やクラスメイトに話かけられそうになったが、全てバイトがあるからと言って全力で振り切ってきた。


 だが、そのバイトで話しかけられる。


 「大気くん」


「何ですか??」

  同じバイト先の委員長に


「大気くんはさぁ、もうクラスメイトと仲良くする気は無いの?」


「今休憩中とはいえ、学校の話はやめてください」


「そうだけど、一応クラスの委員長だからさぁ、心配というか、みんなとは仲良くして欲しいなぁって」


 話しを続けたく無いが、類は友を呼ぶのか、俺の周りは話し続ける人間が多いようだ。


「・・・一つ名案があるのですが」


「何かな??」


「俺と仲良くなるなら、俺と同じように捕まってみるといいですよ。」

 

 「それは・・・ちょっと」


「ちょっと、耐え難いですよね。委員長よく分かってるじゃないですか」


「いや、そう言う意味でいったんじゃ」


「これに加えて、家族を含めたみんなから罵倒と裏切りがあります。さらに、容疑者にもう一度殴りかかってみてください。目の前で周りの人(友人と家族)が犯人を称え庇う姿を悔しくても見届けてください。それが全て叶ったあとに、最後にクラスメイト達からおかえりなさいを貰うまで耐えらたら俺と仲良く出来るかもしれません。」


「・・・大気くん、ごめん私じゃあ、耐えられないわ」


「安心してください。俺も耐えられないです。一度その状況さえ作れば、時間と状況が強制的にさせてくれるので大丈夫ですよ。耐えられるか耐えられないかじゃないです。自殺しないで生きるか生きないかですよ。」


「・・・ごめん、私本当に、本当に軽い口叩いちゃったね」


 俺も喋り過ぎた。話しかけられたことが相当ストレスだったのだろう。

「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」

 

エアの作品ですよろしければご覧ください。

 マッチ売りの少女が現代にやって来たのでとりあえずご飯をあげた

 https://ncode.syosetu.com/n5555ie/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] これを最初から言ってほしかった
[一言] それを知った上でそれでもフレンドリーになろうと話しかけてくる連中は虐め加害者として通報しても……ああ、教員側も委員会も警察もアテにならないんだっけ
[一言] 委員長がバイトで主人公と話した内容を、そのままクラス会議で言えば、諦める人かなり増えるはず・・・
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ