61話
放課後俺は、先輩達やクラスメイトに話かけられそうになったが、全てバイトがあるからと言って全力で振り切ってきた。
だが、そのバイトで話しかけられる。
「大気くん」
「何ですか??」
同じバイト先の委員長に
「大気くんはさぁ、もうクラスメイトと仲良くする気は無いの?」
「今休憩中とはいえ、学校の話はやめてください」
「そうだけど、一応クラスの委員長だからさぁ、心配というか、みんなとは仲良くして欲しいなぁって」
話しを続けたく無いが、類は友を呼ぶのか、俺の周りは話し続ける人間が多いようだ。
「・・・一つ名案があるのですが」
「何かな??」
「俺と仲良くなるなら、俺と同じように捕まってみるといいですよ。」
「それは・・・ちょっと」
「ちょっと、耐え難いですよね。委員長よく分かってるじゃないですか」
「いや、そう言う意味でいったんじゃ」
「これに加えて、家族を含めたみんなから罵倒と裏切りがあります。さらに、容疑者にもう一度殴りかかってみてください。目の前で周りの人(友人と家族)が犯人を称え庇う姿を悔しくても見届けてください。それが全て叶ったあとに、最後にクラスメイト達からおかえりなさいを貰うまで耐えらたら俺と仲良く出来るかもしれません。」
「・・・大気くん、ごめん私じゃあ、耐えられないわ」
「安心してください。俺も耐えられないです。一度その状況さえ作れば、時間と状況が強制的にさせてくれるので大丈夫ですよ。耐えられるか耐えられないかじゃないです。自殺しないで生きるか生きないかですよ。」
「・・・ごめん、私本当に、本当に軽い口叩いちゃったね」
俺も喋り過ぎた。話しかけられたことが相当ストレスだったのだろう。
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エアの作品ですよろしければご覧ください。
マッチ売りの少女が現代にやって来たのでとりあえずご飯をあげた
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