51話
俺が正式にバレーボール部のマネージャーを辞めたことがすぐに学校中で広まったようだ。流石有名人だな俺。
歩くたびに俺を見るとその話をする人がいる。
「大気、」
バレーボールの部長が俺の方に来た。
「何?」
「あの後ね、」
まだその話聞かないといけないのかよ。
「ごめん、俺本読むから」
「もうバレーボール部は潰れたわ、みんなあの後退部届を出したの」
「そうなんだ、じゃあ静かにして欲しいな。本読むから」
「全く、興味なさそうね」
「うん。」
「・・・っそうよね。なんか私もスッキリしたわ、もう何もどうにもならなくなって」
静かにしてくれよ
「もう、これから貴方に話しかけないようにするわ」
前も似たようなこと聞いたような気がするけど
「最後に大気」
「ありがとう大気、今までごめんね」
最悪だ。
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クラス会議にて
「あれは何なの!!」
九間が怒りを向ける。
「最後にお別れのキスをしたの」
「いや、だってこれからもクラスメイトでしょ」
「そうだけど、もう私は話しかけない。ついでにこの会議の参加も辞めるよ」
クラスに呼び止められる声を無視して帰っていった。
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大気がマネージャーを辞めた話題が学校中に伝わり、以前大気が助っ人や応援していた部活が強く反応している。
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生徒会室
「会長、大気のことですけど」
「知ってるわ、退部の話でしょ」
「やっぱり、もう前みたいにはいかないか」
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エアの作品ですよろしければご覧ください。
虐められていた俺だが、新しく出来た階級制度によってクラスメイトが奴隷になる
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